1991’S RED WING 1177 PECOS BOOTS
Leather-Welt製法 Made in USA US8D
2024.3
茶オイル・レザー(Velva Retan)×コルクソール(NITRILE CORK SOLE)
セカンドストリートオンラインで中古ランクC判定で売られていた。






レッドウイング・12インチのペコス・ブーツの1177(1155 と並ぶペコスの名品)。
革質・なめし・縫製もこの時代のものは高評価。
革の状態は、そんなに悪くないようだ。
1177は1990年代の終わり頃迄には生産中止になった型番。1177の1155との相違点はラスト(1177は#71LAST)と、ソール(踵も低い)が低い点。ソールは昔から人気の高いコルク・ソール(Nitrile Crok Sole & Neoprene Cork Heel)。(材質は1155 のチェミガム・コルクソールよりコルクが多い感じのソール)。コンストラクションはグットイヤー・レザーウェルト製法で、ソールの張替えも可能。
インナーの消毒、アッパーの手入れをして履いてみる。なかなかいい感じだ。左足首のくるぶしの上くらいに少々革が擦れるが、それ以外は問題なし。底の厚みはあまりないので、路面の感じがダイレクトに返ってくる。
試し履きのあと、デリケートクリームで水分を補給し、マスタングペーストで油入れ。革がかなり乾いているようだったので、デリケートクリームはたっぷり2度塗り。





革に艶も出て、いい感じに仕上がった。あとはソールの減りをどう対処するかだ。シューグーで応急処置をするか?踵だけでもソールを張り替えるか?
踵がかなり減っており、釘らしい金具も少々摩耗しているので、シューズドクター(茶)を購入し、とりあえず踵の肉盛り。
かなり履きやすいブーツだ。




オイルアップで、色も濃い目になってきた。30年以上前のペコスなので、十分ヴィンテージ。