SUZUKI Gemma Super Deluxe CS50

<スズキ ジェンマの備忘録>

2021.5

地元の掲示板にスズキ ジェンマ50がタダみたいな値段で掲示されていた。

高校生の頃、兄のお古のロードパルを乗っていた。ロードパルは遅く、友人と出かけてもおいていかれる。街中を走る最新のスクーターに憧れていた。中でもスズキ ジェンマはおしゃれでかっこいい。ジュリアーノ・ジェンマが宣伝していたのもポイントアップだった。

40年ほど前のスクーターだが、乗れれば楽しいだろうなと思い、欲しい旨を伝えると快く了解してもらえた。とてもいいおじさんで、他にも『もっと出すから売ってくれ』という人はいたようなのだが、私が、憧れのスクーターに乗りたいと言っていたので、大事にしてくれるだろうと思い譲ってくれたようだ。

バッテリーはダメ、シートには破れ、錆や泥の固着は見られるが、年式を考えると綺麗で、キックでエンジンもかかる。早速ナンバーを取って、自賠責保険に入り、街中を流してみる。

乗ってみて感じられる問題点
・カーブでフロントがとられる
・エンジンがボコボコして、すんなり吹け上がらない
・アクセルの戻りが悪い
・引き回しがかなり重い  などなど
うまく直せるかわからないが、楽しんでいじってみよう。

基本スペック

タイプグレード名Gemma 50 Super Deluxe
型式CS50
発売年1981
発売月3
仕向け・仕様国内向けモデル
全長 (mm)1625
全幅 (mm)665
全高 (mm)1040
ホイールベース (mm)1155
最低地上高(mm)105
乗車定員(名)1
燃料消費率(1)(km/L)75.0
測定基準(1)30km/h走行時
原動機型式CS50
原動機種類2ストローク
気筒数1
シリンダ配列単気筒
冷却方式空冷
排気量 (cc)49
2スト・吸気形式ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm)41
行程(ピストンストローク)(mm)37.4
圧縮比(:1)7.2
最高出力(PS)3.5
最高出力回転数(rpm)5500
最大トルク(kgf・m)0.5
最大トルク回転数(rpm)4500
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)3
燃料(種類)レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値)225.0
エンジン始動方式セルフ・キック 併用式
点火装置C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式BP4HA
点火プラグ必要本数・合計1
搭載バッテリー・型式YB4L-B
エンジン潤滑方式分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量1.20
クラッチ形式湿式・多板・遠心
変速機・操作方式自動変速
1次減速比2.857
2次減速比7.454
変速比1速 1.000/2速 0.670/3速 0.465
動力伝達方式チェーン
フレーム型式パイププレスアンダーボーン
キャスター角25°00′
トレール量 (mm)65
ブレーキ形式(前)機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後)機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前)リンク式フォーク
懸架方式(後)ユニットスイング式
タイヤ(前)3.00-10
タイヤ(前)構造名バイアス
タイヤ(前)プライレーティング2PR
タイヤ(後)3.00-10
タイヤ(後)構造名バイアス
タイヤ(後)プライレーティング2PR
ホイールリム幅(前)2.5
ホイールリム幅(後)2.5
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前)1.25
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後)1.75
ヘッドライト定格(Hi)25W/25W
スピードメーター表示形式アナログ
メーター表示:燃料計
車両装備:センタースタンド
BikeBros HP 諸元表・スペック情報より

2021.6
シートカバーを購入し、付け替えるが、シートの土台が錆て、シートを止めるフックはボロボロになっており、きちんと固定できず。とりあえず、錆を少しでも食い止めるために赤錆転化剤を塗り、シートはボンドとクリップで応急処置。シートを丸ごと交換するしかなさそうだ。

泥の固着を洗い流し、目立つトランスミッションカバーの錆を磨いて落とす。エアクリーナーはボロボロだったので、汎用エアクリーナースポンジを購入し、カットして付け替える。

エンジン周りの掃除をしていて、マフラーをエンジンに留めているボルトが1本折れているのを発見。折れたボルトが、中で埋まってしまっていて取れず。埋まったボルトにドリルで穴を空けて取ろうとして失敗。仕方なくもう1本でそのまま固定。1本に負担がかかりすぎるので何か手を施さなくてはいけないが、とりあえずしばらく様子見。

いろいろ心配はあるが、普通に乗れるので乗りながら、気になるところを直していこう。直すたびに追記予定。

2023.5
ネットのサイトでバッテリーが1000円OFFで買えたので、思い切ってバッテリーを購入。使用前にしっかり充電し、サルフェーション除去する。バッテリーを付け替えるとライトやウインカーが元気で気持ちいい。残念ながらセルは回らず。タイヤに空気を入れ、すごくいい感じだ。少々乗り回してみるがとても快適。

リアのブレーキワイヤーが目一杯引っぱってあるので、そろそろブレーキも限界ではと思い、チェック。

右側サイドカバーを外し、マフラーを外し、タイヤを抜こうとするが、全く動かず。一旦諦めて、マフラーを戻そうとして無事だったボルトの穴の入り口付近のネジ山が少し舐めていることに気づく。少し押し込んでいくときちんとネジが締め付けられていくのだが、このままではいずれだめになると思い、修復を決意。

修復は2点
①ネジ山の舐めているところを切り直し。
②中で折れたボルトの取り外し。

どうせ使うだろうと、タップ・アンド・ダイスセットとボルト外し用のエキストラクター、替えのボルトを購入し、作業にかかる。

再び、右サイドカバーを外し、マフラーを外す。ゴミが入らないように排気口に紙を詰めタップでネジ穴を修正。

折れたボルトに潤滑オイルをつけて2.5mmのドリルで穴を少し開ける。そこにエキストラクターを打ち込み、反時計回りに回す。なかなかうまくいかず、何度か繰り返すが、折れたボルトが動き始めたときは感動。なんとか取り除くことができた。こちらもタップで切り直し。と、そこで気がついた。おなじM6のタップが2個ある。一つはピッチが0.75だ。どうやら先程は間違って、ピッチ0.75を使ってしまっていたようでボルトがゆるくなってしまっていた。

リアタイヤは潤滑オイルとプラスチックハンマーでなんとか外すことができ、ブレーキシューをチェック。どうやら交換したほうが良さそうだ。一応クリーニングだけして組戻していく。マフラーは、折れたボルトを取った方はしっかり締め付けできたが、今まで大丈夫だったほうが、ゆるくなってしまい。きちんと締まらない。再び1本だけに頼ることになる。

ネットで調べ、ヘリサートでネジ山を修復できそうなので、交換用のブレーキシューとネジ山修復キットを購入。うまくいけばいいのだが。

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感想(1件)

ブレーキシューとヘリサートの工具が届いたので、ブレーキシュー交換及びネジ山修復作業。

リアのブレーキワイヤーの戻りが悪く、シューが少し開いてしまっているため、タイヤが収まらず。潤滑油を指してプライヤーでグリグリを繰り返し、ようやくタイヤを装着することができた。フロントも若干似たような症状があったが、リア同様グリグリしてタイヤ装着完了。これでブレーキ交換終了。

次はボルト穴の修復作業。
6.2mmのドリルで穴を広げ、コイル状のヘリサートを専用の工具で挿入。後半若干硬くなってきたが、力で無理くり押し込む。後で考えればこれが失敗だったか。広げたドリルの穴が少なかったようだ。ヘリサートの先っちょのピンもうまく折れず。まぁ、ボルトをねじ込めばいいだろうと気軽に考え、マフラーを取り付けて、ボルトで締める。案の定、後半固くなったが、力でねじ込む。パキッツ!

やってしまいました。エンジン側の土台が割れた。

考えた末、耐震・耐熱の強力接着剤で付けて、その上からホルツのメタルパテで周りを固める。ヘリサートは挿入しておき、うまく固まってくれれば、短めのボルトで軽く締めることができるのでは?

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三日三晩おいたあとに、恐る恐るマフラーを取り付け、ボルトをねじ込む。また割れたら終わりなので、軽く取り付けるだけ。マフラーの固定は、他2ヶ所のボルトに委ね、ここは排気漏れをしない程度の軽い取り付け。しばらく走らせたあとに緩みがないか確認しなくては。まぁ、とりあえずは形だけはおさまった。

いろいろ失敗を繰り返すが、おかげで分かったことも多い。いい勉強だが、授業料もそれなり。

2023.6
とりあえず、問題なく乗れる形になったので、通勤で使う。ときどきフケきらないことがあるが、あまり問題はない。白煙もほとんど目立たないくらい。燃費は25km/Lくらいはありそうだ。燃料添加剤をガソリンに混ぜ、少しエンジンの洗浄。燃費が良くなればいいが。

スクーターは楽で街乗りには最適。ただ、ジェンマにはサイドスタンドがついていなかった。街乗りではセンタスタンドを毎回使うのは、少々面倒くさい。次はなんとかサイドスタンドを入手したいと考え、オークションサイトを巡る。なんと『スズキ純正 ジェンマサイドスタンド CS50 DC-2』を見つけ、ポチッと落札。送られてきたものは、ジェンマにはつかなかった。どうやらDC-2 というのが曲者で、ジェンマはジェンマでもジェンマクエスト用だったようだ。加工してつかないかと試してみたが、断念。また、ボチボチ探すしかないようだ。

2023.7 オイル交換 5,135km
他の車のオイルを替えたついでに 廃油を一緒に捨てられるのでオイル交換。オイルは結構きれいだった。ホンダ純正オイルG1 550ml。

2023.9
リトルカブ売却に伴い、ジェンマが日常使いに。エンジンは好調。セルがあればいいが、まあ今のところは問題ないので触らず。毎回のセンタースタンドは結構面倒くさい。再びオークションサイトで探して運良くゲット。一緒にシートも見つけたが、落札できず。

少し空気が減っていたので、空気圧をチェックし、補充
  フロント 1.25 リア 1.75

2024.6
オイル交換 ホンダ純正オイルG1 550ml

2024.7
スピードメーター、ヘッドライトがなんだか暗くなってきた。ウインカーもかなり暗い。
バッテリーを充電するも今ひとつ改善せず。
楽天市場でバッテリーが安くなっていたので購入。バッテリ自体はまだ1年くらいしか使っていない。

ありがちだが、バッテリーを購入したとたん、古いバッテリーが復調。ヘッドライトも明るくなり、ウインカーも見えるし、ターン音もするようになった。せっかく買ったが、もったいないのでもう少し使おう。

なんと、セルモーターが回り、セルでエンジンがかけられるようになった。

まめにバッテリーの充電をしておいたほうが良さそうだ。

バッテリーを充電し、サルフェーション除去する。バッテリーが回復したので、ついでにコンデンサーチューンを施す。ハスラー用に購入していた『電力強化装置Raizin改 大容量33,000μF』を試しに繋いでみる。コンデンサーから発熱をしていないようなのでしばらく使ってみる。確かに、セルでのエンジンのかかりが良くなったようだ。

2024.10
通勤に使っていたので、燃費を計ってみる。
毎回、35km ほど走って、1.6L くらいのガソリンの補給。燃費は21.5km/L 程度。

Little Cub C50

2020年11月

<リトルカブの備忘録>

オートバイをいじってみたいけど、大きいオートバイは大変だし、お金もかかる。下手をすると命にも関わる。ということで、手頃な原付あたりを探していたら、近所のバイク屋さんで、駐車場に眠っていたリトルカブを安くで譲ってくれることになった。

譲渡証明書を書いてもらって、ナンバーを取って、自賠責保険に入り、それを持ってバイク屋へ。50ccだが、ボアアップを予定して、原付二種の黄ナンバーを取得。
バイク屋でオイル交換だけしておいてくれた。早速ナンバーをつけてガソリンスタンドに寄って、乗って帰る。右のステップが若干曲がっているが、事故車という訳ではなさそうだ。錆やシートの破れなど放置されていたので仕方ない。バッテリーはダメだが、キックでの始動なので特に問題ない。信号待ちで少しエンジンの回転を上げないとウインカーの点滅が暗くなるくらいだ。

これから、快適に乗れるように勉強しながら整備していこう。

フロント・リアのブレーキワイヤー交換
シート裏のゴム交換、シートカバー取付
バッテリー交換
フロントライトソケットの交換
リアブレーキライト球切れのため交換
後輪を後ろに引っ張り、チェーンのたるみをとる
錆を磨いて落とす   などなど

2021年5月
外装を塗装。タカラ塗料の水性金属用塗料 オリーブドラブ

2021年7月
いよいよボアアップ決行。SP武川のEステージボアアップキット(81cc)を購入し、ボアアップ。
さらにプラグCR6→CR8と熱価を変更し、ドライブスプロケットも14T→16T に交換

SP武川 Eステージボアアップキット

どうも吹け上がり悪く、ボアアップの効果なし。キャブ調整(キャブエアスクリュー 5/4回転戻し、ニードルグリップを2段目→1段目、メインジェット#75→#85 に交換するも最高速は50km/hのまま変わらず。
キャブの調整はとても難しい。

2021年8月
走行中にガタガタ バンと音がして、動かなくなる。家まで押して帰り、チェックするとカムスプロケットをとめているノックボルトが折れてしまっていた。どうやら締めが甘かったようで、カムシャフトも壊れていた。折角なので、カムシャフトは武川のスポーツカムシャフトにし、HONDAでノックボルトの品番を調べて取り寄せてもらい交換。
万事塞翁が馬、カムシャフトを換えたおかげで、パワーも上がり、スピードも出るようになった。これで、車の流れに多少乗れるようになる。

ただし、キャブの調整はやはり難しく、なかなかいい感じに安定しない。エンジンの回転数を下げると、信号待ちでエンストしてしまうため、エンジンの回転数を高めでセッティングし、しばらく様子見。

とりあえず、日常の足としては大活躍。オリーブドラブでリトルカブARMY仕様。

2023.3
今年は早く雪も解けたので、早めに始動。バッテリーは大分弱っているようだが、あまり支障がないのでそのままにし、オイル交換のみ。結構汚れていた。

ボアアップ当初、ガソリンはハイオクを入れていたが、最近はレギュラーにしていた。ネットを見るとやはりハイオクのほうがいいらしいのでハイオクに変える。ハイオクに変えるとアイドリングの回転が上がってきたので、回転数を下げてみた。こころなしか、エンジンが安定してきたような気がする。

2023.4
フロントタイヤにヒビを確認。リアが2019年のタイヤで比較的新しかったので、あまり気にしていなかったが、フロントタイヤはどうやら交換していなかったようで、2000年以前のタイヤでかなり劣化していた。

フロントにも大丈夫と書いてあったDURO 2.75-14を購入。併せてチューブ、リムバンド、タイヤレバー2本、リムプロテクターを買って万全の体制でタイヤ交換に臨む。

まずはタイヤ外しで一苦労。こんなのはずれるはずがないと思えれるほど硬かった。それでもなんとか外すことができた。
ホイールのサビを真鍮のブラシで擦り、サビ変換塗料を塗ってリムバンドを取り付ける。

タイヤの取付にさらに一苦労。ビードクリームを塗って、KTCのタイヤレバーを駆使するが、こんなの無理 というレベル。最後はビードが切れるのではないかと思えるほど力任せに引っぱってようやくハマる。もっとネットではめ方を勉強しておくべきだった。
とりあえずチューブに傷をつけずに完了。少し前輪が幅広になって、カーブでの感覚が若干変わったが、そのうち慣れるだろう。

ブレーキシューはまだ大丈夫そうなので、少しだけきれいにしてそのまま取り付け。

2023.5
テールライトが切れていた。ブレーキを踏むとライトは点くので電球を確認。
1本切れていたので、近くのホームセンターで電球を購入し、交換。

しばらくすると、今度はリア左のウインカーが切れていた。またまた、ホームセンターで買えの球を買ってきて付け替える。2個入りしか売っていなかったので、1個は予備としてストック。

2023.7 オイル交換 19,014km
他の車のオイルを替えたついでにリトルカブもオイル交換。ホンダ純正G1オイルを600ml入れる。

2023.9 リトルカブ ドナドナ
ハスラーの購入で圧迫していた車庫のため、リトルカブを売却。
元郵便局員という、カブのプロに貰われていきました。カブに愛着のある方でかわいがっていただけると思います。3年間、リトルカブを買ってからバイクいじりを始め、色々勉強になりました。世界のカブに感謝。

タカラ塗料(オリーブドラブ)、サイドカバー(右のみ)、50ccのヘッド、スーパーカブメンテナンスブック(車体編)、開封していなかったリアスプロケット35Tも一緒に引き取っていただいた。

KAWASAKI ZEPHYR 1100 A4

2020年7月

ZEPHYR 1100 A4 (1998年)

ゼファー、それは西からの新風です。時間を短縮するだけの性能に目を向けるのではなく、ライダーが街の風や匂いをスケッチするように走れるマシンにしました。

1992年 ゼファ−1100発売時 カワサキのプレスリリースより

外装はブルータイガーだが、年式を見るとまだ出ていないカラー。どうやら、前オーナーが購入後にブルータイガーに乗せ替えたようだ。機関は快調、外装もまずまずだが、アルミ部分に白錆が少々でている。

折角なので、きれいにすることにする。
アルミポリッシュ、ピカールとサンドペーパーを買ってきて地道な作業。ただ磨くだけ。

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エンジン快調で特に気になったわけではないが、一応プラグのチェック。
4気筒なのにプラグは8本。全て見るのは大変なので一部だけ。まぁ問題はなさそうだ。

2020.8
街中や近距離で試走行をしていたが、どうもギア抜けがする。カーブ手前のシフトダウンで2速に落ちないで抜けるとかなり怖い。何度かあったので、購入店に持って行き、みてもらうがわからず。一度戻されるが、やはり抜ける。かなり怖いので再度預けて何度も試乗してもらいながらチェック。ミッションに問題ありということで、ミッション交換となる。補償の効く間でよかった。

道内ツーリング

2020.11
冬支度の前にオイル交換。購入店でオイル交換会員になっているため、購入店に持って行く。なんと、フロントフォークからオイルが染みていたため、シール交換をしてもらう。
ガソリンを満タンにし、キャブからガソリンを抜く。ガソリンを抜くためのボルトは全て右向きについており、一番左側のキャブからガソリンを抜くのは一苦労した。あとは、センタースタンドを立てて、バッテリーを外し、ゼファー冬眠。

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2021.5
ゼファー始動。街乗りで慣らし、休みの日に小樽まで小ツーリング。なかなか快調。

2021.6
黒の外装一式をゲットし、ブルータイガーからブラックへと衣替え。
『錆もなく程度良し』とあったが、タンクの中に結構な錆、やむをえず花咲かG(錆取り剤)を購入し、タンク内の洗浄。ゴム板とテープで蓋をして一昼夜置いていたが、液漏れ。錆取り剤を買い直して、今度はゴム板をステーで挟みボルトで固定。なんとかタンク内の錆を概ね取ることができた。錆取り、洗浄、乾燥に結構な日数を要す。その間、ゼファーには乗れず。タンク裏のタンクパッドもボロボロだったためKAWASAKIのパーツオンラインショップで新規購入。

ZEPHYR 1100 Black

いよいよ外装一式を取り替え、さあこれからという時に、今度はタンクからガソリン漏れ。どうやら錆を取ったらピンホールが空いてしまったようだ。
金属パテ(ロイメタル Holts)を買ってきて穴を埋める。なんとかこれで塞がってくれたようだ。真っ黒のタンクもいいのだが、少々寂しいので『KAWASAKI』のタンクエンブレムをネットで購入。レトロ感を出すために『Kawasaki』ではなく、『KAWASAKI』に。

2021年は、外装取り替えで結構な期間を要し、近場くらいしか乗れず。

2022年、バッテリーを新品にし、さあこれからという5月にアキレス腱断裂。手術による3週間の入院に加え、シーネ固定でこのシーズンを逃す。7月車検だったが、車庫で眠ったまま。積雪前の11月になんとかバイクを動かせるようになり、バッテリーあがりのバイクをレッカーで販売店に引き取ってもらい、なんとか車検を取り終える。車検だけ取ったあと、タンクにガソリンを満タンにし、キャブからガソリンを抜き、バッテリーを外して冬眠。

2023.5
任意保険を夏用に切り替える。さぁこれからどんどん乗るぞ!と思っていたが、左手小指の伸筋腱断裂によるシーネ固定や右手親指の腱鞘炎でなかなか乗れない。

久しぶりにエンジンをかけるとかかりがかなり悪く、かなりバッテリーを消耗。2週間ほどおいて再びエンジンをかけるが、やはりかかりが悪い。その都度、充電器でバッテリーを充電。

シーネ固定で左手に手袋をうまくはめれないが、軽く街乗り

そろそろ、プラグを変えたほうがいいのか?他になにか原因があるのか?

2023.7

NGK CR9Eのプラグを8本購入し、意を決してプラグ交換。8本もあるので、大変。タンクに半分くらいガソリンが入っていたので、タンクの取り外しは結構重い。

エアーで埃をはらい付け替えていくが、中央にある4番、5番のプラグコードを抜くのに指にうまく力を入れることができず大変だった。

黒く煤けた同じようなやけ具合だが、特に問題なさそうだ。ただ、5番のプラグの根本が錆びている。エアーで吹いたときに5番の周りから結構埃が飛んだ。どうやらこの錆が原因だったようだ。

プラグが新しくなって、エンジンの掛かりが若干良くなったようだ。

購入店でエンジンオイルのストックがあるため、予約して購入店に持っていき、オイル交換とフィルター交換。オイル代がかからないため、格安。前回は車検時だったので、8ヶ月ぶり。走行は少ないが、古いバイクなので早め早めに交換しておいたほうが良さそうだ。

2023.9
相変わらずエンジンのかかりが良くない。チョークを引いてもエンジンがかかるまでかなりセルを回さなければならない。何が悪いのか、調べても今ひとつ分からず。イグニッションコイルが悪いのか?キャブか?

そういえばチョークレバーが軽い。どうやらチョークケーブルが切れていたようだ。チョークケーブルを注文し交換。これで今まで通り、チョークを引いて一発始動に戻った。

2024.7.7
事情により売却

4年間乗ったゼファー1100。かなり重いが、走り出すと重さを感じず、とても快適で乗りやすいバイクだった。

西からの新風を楽しませてもらった。

HARLEY-DAVIDSON XL883R

2019.4

Sportster Rordster 空冷4st OHV2バルブV型2気筒 2009年型

憧れの883

いつかはハーレー、昔から憧れていたスポーツスターを購入。

学生時代の足は、HONDA CB250RS-Z

ハンドルを一文字に変え、タンクのラインを消して真っ黒に。
友人からはゴキブリバイクと揶揄されながらも、ほとんど故障もせず元気に走っていた。
単気筒は扱いやすく、単車らしいエンジン音が気に入っていた。
想い出のたくさん詰まったバイク。

20代半ば、KAWASAKI KMX125 で林道遊びを少々。
残念がら写真は一枚も残っていなかった。転勤で引っ越しの際に手放した。

30代半ば、マレーシア駐在中に YAMAHA XV550Virago
欧州仕様の550cc オートバイ屋の親父に日本に戻るときに引き取ってもらうことを条件に新車で購入。後にも先にも新車購入のオートバイはこれだけだった。

しばらく、オートバイに乗っていない時期があったが、
50代で、念願のハーレー乗りに。

HARLEY-DAVIDSON XL883R

支笏湖ツーリング 2019.7

翌週、滝野すずらん丘稜公園でまさかのバッテリー上がり
ただの鉄の塊と化し、レッカーを依頼。 2019.7

ダイナモの不調のようだったが、これに懲りて充電器とテスター購入。

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毎年恒例にしようと 翌年も支笏湖ツーリング   2020.6

支笏湖モーラップキャンプ場

やはり電装系の調子が悪く、今年もレッカーのお世話に。
キャブ車だともう少しなんとかなりそうな気がするが、インジェクションではなんともできず、電装系がアウトだとただの鉄の塊に。キャブ車にすればよかったと少し後悔。

2回目の電装系の修理の際、KAWASAKI ZEPHYR1100を見てしまった。
学生時代憧れだったKAWASAKI FX400やZⅡと同じようなバイクらしいバイク。
実は、883を探していた時に、ZRX400-Ⅱを見て随分悩んだが、初心の大型に乗ろうと思っていたことを思い出し、断念していた。

ブルータイガーのZEPHYER1100は、かなり魅力的でバイク屋のおじさんの勧めで、883を下取ってもらい、1100を購入することに。

ハーレーに乗りたかった大きな理由は、Vツインの心地よいエンジン音。
ZEPHYR1100は、4ストの吹け上がる音が気持ちいい。珍しくほとんどいじっていないフルノーマル車。

一度も車検を通すことなく、手放すことになったHARLEY-DAVIDSON XL883R とても乗りやすいバイクだったが、ステップの位置が近く、長距離を走ると足が疲れることと いつもバッテリーの心配をしなければいけなかったのが最大の要因かな。

2020年7月
HARLEY-DAVIDSON Sportster 883R から KAWASAKI ZEPHYR1100