RED WING Beckman 9016 CIGAR

オークションサイトでベックマンを落札。
サイズは 8 1/2 、カラーはシガー 、14年9月生産。

◆仕 様 ワイズD
◆特 徴 グッドイヤーウェルト製法 プレーントゥ
◆ソール レザー・アンド・ラグ(ベックマンソール)
◆型 番 9016 Beckman
◆生産国 USA
◆素 材 フェザーストーン
◆カラー シガー
◆ラスト No.8

オークションの表題にベックマンと記されていなかったので、入札が少なく、安くで落札できた。

いつかは欲しいと思っていたベックマンだ。
原皮の中から5%程度しか見つからないといわれるスムーズな銀面を持つものを選び、鞣しのあとにアニリン系の染料で染め、ワックスとオイルを含ませて独特の輝きをまたせたフェザーストーン。創業者の名前を冠するベックマンに憧れていた。

革は随分乾いて、白っぽくなっていたが、ソールの加水分解はまだしていないし、革の傷みも少ない。

ただ、もとからあったと思われるシボが比較的目立つところにある。

とりあえず、内側を消毒とクリーニング、外側は汚れ落としのあと、デリケートクリーム、マスタングペースト、ナチュラルクリームで整える。

乾いて色が薄くなっていた革が、いい感じの茶色に戻ってきた。

トゥ部分の塗膜剥げをうまく補色できれば、かなり良くなりそうだ。

再度、油を入れてブラッシング。最初に比べると随分革がしっとりしてきた。色目も本来のシガーに近づいてきたようだ。

Berwick 5219 LULEDB ダークブラウン

2024.12

仕事用にロックポートの外羽根Uチップのダークブラウンを使ってきた。10年以上は履いただろうか、ソールにひび割れが出始め、接着剤で補修。柔らかい革で、履きはじめの頃から足が痛くなることはまったくなく、とても履きやすい。屋内履きとして使ってきたためか、ソールの減りも少なく、アッパーの痛みも殆どないが、インソールはけっこう履き込んですり減っている。

そろそろ買い替えをと考えていたが、ドレスシューズの購入を機に、靴についていろいろ調べていて一度試してみたい靴のメーカーがたくさんでてきた。

目に止まったのが、値段も手頃でコスパの良さそうなイタリア製シューズメーカーBerwick。ワイズが狭いのが若干気にるかが、まずは試してみたいという欲望に駆られ、メルカリで購入。1500円引きの問いかけに快くオッケーしていただき購入に至った。

スタイル No. 5219
アッパー スムースLUGO 
      セミアニリン仕上げのクラスとレザー。
      子牛革にワックスを使い、しっとりとした感触と発色の良さが特徴。
ソール  レザーソール
ラスト  HO915
ワイズ  スリム
サイズ  UK7.5
製 法  グッドイヤーウェルト製法
原産国  スペイン
商品詳細 ややノーズを長く設計して甲の高さを抑えたスペイン本来の美しいシェイプが特徴のラストを使用し、ソールにはBerwickオリジナルレザーソールを採用。レザー特有の馴染み感や通気性を活かしている。

かかとインソールに若干の擦り切れ、汚れ、ヒールの減り、レザーソールにビブラムのハーフソールが貼られている。トゥの部分が削れて、剥がれが見られるが、レザーソールの削れもミッドソールギリギリくらいで、まだ致命的な状態ではなく、大丈夫そうだ。

アッパーに関しては特に問題はないが、右足外側のソールの付け根辺りに濃いめのシミが見られる。まあ、気にしなければ問題ないだろう。

まずは、つま先と踵のソールの減りを対策しなければと思い、シューグーで肉盛り。つま先もシューグーで少々補修。

ついでにデリケートクリームでインソール、アウトソール、アッパーと水分補給。

CROCKETT & JONES BURFORD

2024.12

クロケット&ジョーンズの外羽根プレーントゥ BURFORD を中古で購入。

クロケット&ジョーンズ CROCKETT&JONES

クロケット&ジョーンズとは、1879年に義理の兄弟関係にあるジェームズ・クロケット氏とチャールズ・ジョーンズ氏によって創業された英国を代表する革靴ブランドである。1924年にはノーサンプトンの工場に、のちのジョージ6世であるヨーク公が見学に訪れ人々の関心を集める。第2次世界大戦中は政府の指示のもと、1万足を越える軍靴を製造した。

英国靴の聖地、ノーサンプトンに誕生した140年も続く老舗<CROCKETT&JONES/クロケット&ジョーンズ>は、本格革靴の中でも長きに渡りお洒落を嗜む紳士から愛され続けているシューズブランド。世界のファッションブランド、セレクトショップからの支持も厚く、数々のファッションシーンや有名映画の中で登場していることでも有名です。

ジェームス・ボンドも愛用していたので、一度履いてみたいと思っていた、クロケット&ジョーンズ。

アッパーは比較的きれいな状態だったが、インソールのかかと部分に足の擦れと思われる凹みがあるため安価で出品されていた。

インソールには薄めの中敷きをひけばなんとかなりそうだったので、クロケット&ジョーンズを試してみたくなった。

届いた靴は、アウトソールに減りもあり、インソールが削れて凹んでいるが、上質な革で形がとてもきれいな靴だ。さすが、クロケット&ジョーンズ。

【商品説明】
・CROCKETT&JONESとバーニーズニューヨーク別注の「BURFORD / バーフォード」です。
・内振り設計で親指側の圧迫感軽減と踵部分を比較的小さくシェイプし適度なレングスとフィット感が両立でき、快適な歩行をサポートしている377ラストを採用。
・エレガント且つスマートな印象で人気のオリジナルラバーソールのCITYソール仕様。
・外羽根プレーントゥシューズでラバーソール仕様のオンオフ問わずご使用いただける万能シューズです。

【商品詳細】
・サイズ:UK7 1/2
・ワイズ:E
・カラー:ブラック
・ソール:オリジナルラバーソール(CITY SOLE)
・アッパー素材:カーフ(BLACK WAX CALF)
・モデル名:BURFORD(バーフォード)
・ラスト:377
・製法:グッドイヤー
・製造国:英国

シティソール

この<クロケット&ジョーンズ>のオリジナルデザインは、英国のハルボロラバー社によってクロケット&ジョーンズ社のために生産され、スマートな軽量ゴムソールとして設計されています。シティソールはビジネスやカジュアルウェアのスタイルに最適です。

ラスト:377
シルエット:ラウンド
誕生:2016年6月
コレクション:MAIN
ラウンドラスト復権のために作製された#377ラスト。英国クラシックシューズ特有の丸みの強いトゥシェイプながら、つま先に若干長さを持たせたエレガントな佇まい。内側に振られたアシンメトリー(左右非対称)なシルエット、絞り込まれたウェストや小振りな設計のヒールカップは優れたフィット感を誇ります。現代とクラシックが共存した希有な存在です。

フィッティングアドバイス
<トゥ> スタンダード
<ウィズ> スタンダード
<ウェスト> フィット
<ヒール> フィット


Main Collectionメインコレクション
メインコレクションの最大の特徴は豊富なデザインと色のバリエーションでしょう。ドレスシューズはもちろん、ブーツやローファー、カントリーシューズなど様々なコーディネートに使えるコレクションです。底材も多種多様でレザーソールからダイナイトソールを代表としたゴム底など機能的に履ける商品が多く揃えられております。レザーソールは糸目が見えたグッドイヤーウェルト製法です。ソールの特徴はフラットでバランスが取れているため安定感抜群です。毎シーズン、多くの新作が発表されファッションブランドとのコラボレーションも多種多様です。クロケット&ジョーンズの中で流行を発信しているのは、メインコレクションといえるでしょう。

スーツを着る機会はそんなに多くないが、あまりフォーマルでない場には、ちょうどいい。
フォーマル:内羽根ストレートチップ
セミフォーマル:外羽根プレーントゥ 
自分の生活の中でのフォーマルなんてたかが知れているが、使い分けることができるのは、ちょっと嬉しい。

Paul Stuart Straight Tip Otsuka PS-1300

2024.12

姪の結婚式の復路で、ドレスシューズのソールが剥がれ、全壊。

唯一の黒のドレスシューズ 全くなしではいざという時困るので、急ぎでフォーマルで使える内羽根のストレートチップを探す。

いくつか候補があったのだが、即決ができ、500円引きのクーポンが使えたPaul Stuart の内羽根ストレートチップに決める。PS-1300 という品番がついており、大塚製靴製。

詳しく靴のスペックを調べたいが、なかなかわからない。大塚製靴のOT-1300 という品番は、ストレートチップでもビジネス向けのOtsuka Water Smart という全天候型モデルでハイブリッドソール。セメント製法のものだ。

PS-1300 を写真で見る限り、ダイナイトソールで縫い目もあり、グッドイヤーウェルト製法と思われる。現行だとトゥが少しスクエアになった M5-309 Cap Oxford というのが一番形が似ている。

M5-309 のスペック
■Last(靴型):B-715
■Width(足幅):EE
■製法:グッドイヤーウェルト製法
■素材 甲革:カーフレザー
    腰裏ライニング:牛タンニンヌメ
    本底:ダイナイトソール
■口周り:切放玉縁
■コバ仕上げ:平コバ
■ウェルト面仕上げ:目付け
■シャンク:布巻きスチールシャンク
■中物:練りコルク

残念ながらPS-1300には、かかとの半二重や箱縫いは見られず、大塚製靴製の Paul Stuart ストレートチップがどの程度のスペックかわからないが、革や製法を見る限りなかなか上質。

同じような形の靴に Otsuka+ OP-1001 というのもあるが、これはダイナイトソールではない。

ネットで調べてもわからないことが多々あったので、大塚製靴公式オンラインショップに問い合わせたところ、その日のうちにメールで回答をいただいた。

要約すると、ブランドによってコンセプトや仕様が異なること。M5の商品は受注生産のため細かなところに拘っているが、PSの商品はライセンスを受け、量産の靴になっていること。M5の商品と大きな部分での大差はないが、細かな部分での違いがあるとの内容だった。使用している革やラストについての明言は避けてあったが、丁寧な回答をいただくことができた。

届いた靴は、若干皺はあるものの革は上質でサイズもちょうどいい。もう少しワイズがあるとさらに良いのだが。見た目はかなりフォーマルなので、履く機会は少ないと思うが、一生物として手入れして大事に使いたい。

JOSEPH CHEANEY & SONS ALDERTON ONLY ARK

2024.12

黒の外羽根Uチップをスーツ時に使っていたが、壊れたためセミフォーマルで使えるストレートチップを探していたところ チーニーのプレーントゥシューズを発見。雪の多い札幌だとレザーソールは使えないことが多い。できればラバーソールでいい靴がないかと色々調べていて、ARKnets でビブラムラバーソールのジョセフチーニー アルダートンが別注で出ていたの見つけて購入。公式ネットショップでは税込み¥88,000,- とかなり高価。

ストレートチップは別で購入し、使い勝手の良さそうなプレーントゥも1足あったほうがいいだろうと考え、中古での購入を決める。冠婚葬祭時には、息子用としても使えそうだ。

セミフォーマルからカジュアルまで対応可能なプレーントゥシューズ

1886年創業の英国の老舗シューメーカーJOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)に、ARKnetsのエクスクルーシブライン「ONLY ARK」として別注した「ALDERTON(アルダートン)」

伝統に培われた英国のクラシックでトラッドなスタイルを現代に再構築した“1886 Collection”のALDERTONをベースに別注

クラッシックな顔つきでありながら、どこかモードな雰囲気を感じられる一足

伝統に培われた英国のクラシックでトラッドなスタイルを現代的に再構築した“1886 Collection”を現代に合わせてモダナイズ

アッパーのレザーを従来よりさらにキメの細かい上質なカーフを使用することでエレガントさを演出

アッパーに合わせてライニングもブラックで統一、インソールにシルバーの箔プリントを組み合わせたシックな佇まい

ソールにはイタリアVibram社公認の軽量ソール「Vi-Lite」を使用し、スタイリッシュな雰囲気はそのままに、グリップ力、耐久性の向上を実現

             ARKnets 公式HPより

ネットショップの商品説明にも以下のように記載されている。

セミフォーマルからカジュアルまで対応可能なプレーントゥシューズ
【デザイン】
・1886年創業の英国の老舗シューメーカーJOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)に、ARKnetsのエクスクルーシブライン「ONLY ARK」として別注した「ALDERTON(アルダートン)」
・伝統に培われた英国のクラシックでトラッドなスタイルを現代に再構築した“1886 Collection”のALDERTONをベースに別注
・クラッシックな顔つきでありながら、どこかモードな雰囲気を感じられる一足
・伝統に培われた英国のクラシックでトラッドなスタイルを現代的に再構築した“1886 Collection”を現代に合わせてモダナイズ
【ONLY ARK(別注)ポイント】
・アッパーのレザーを従来よりさらにキメの細かい上質なカーフを使用することでエレガントさを演出
・アッパーに合わせてライニングもブラックで統一、インソールのシルバーの箔プリントに合わせてバックルもシルバーに変更したシックな佇まい
・ソールにはイタリアVibram社公認の軽量ソール「Vi-Lite」を使用し、スタイリッシュな雰囲気はそのままに、グリップ力、耐久性の向上を実現
【素材】
・キメの細かい上質なカーフレザーを使用
【シルエット・サイズ】
・ほど良いバランスのラウンドノーズ、小ぶりなヒールカップにより、抜群のフィット感を実現

ユーズドだが、箱・袋付きで届いた。さすが ジョセフチーニー 高級感がある。

履きやすく、ソールに厚みもあり歩きやすい。ただ、ソールが厚くブロック状になっているため、かなりカジュアル寄りだ。せっかくのチーニーの靴なので、もう少しフォーマル寄りのほうが良かったかなというのが実感だが、北海道の冬道を歩くことを考えれば、これで良かったかもしれない。

ITALICO レザーサンダル

2024.3

10年くらい前に廃棄してしまったが、長い間、親指と甲を通す革製のサンダルを履いていた。底も革で自分の足の形にくっきりと跡が残り、まさにシンデレラフィット。

家族でマレーシアに旅行した際に、新しいラバーのサンダルに買い替えた。

ラバーのサンダルは2,3年でだめになり、それ以降、ビーサンやスポーツサンダルで過ごしていたが、革製の自分の足にあってくるサンダルの履き心地が忘れられず、あちこちで探していたが、思うようなものに巡り合うことがなかった。

アマゾンで見つけた ITALICO の日本製の革製サンダルが、かなり近いものがあったので、試しに購入。底にラバーが張ってあることと、甲の部分のレザーが編み込みになってはいたが、昔履いていたサンダルにけっこう似ていた。

徳島のレザーを使用した本革レザーサンダル

2024.9
ソールにラバーが貼ってあるため、足への負担は少なく歩きやすい。親指周りの大きさも程よく、簡単に脱げなくてよい。一夏くらいでは、少し足の形に黒くなったくらいで、あまり変化はないが、これからの経年変化が楽しみだ。

RED WING Beckman 9011 Blackcherry

2024.11

ハーフソールをラバーに貼替え済みのベックマン 9011 ブッラクチェリーを入手。
13年10月製で程よくエイジングされている。

◆仕 様 ワイズD
◆特 徴 グッドイヤーウェルト製法 プレーントゥ
◆ソール レザー・アンド・ラグ(ベックマンソール)
◆型 番 9011 Beckman
◆生産国 USA
◆素 材 フェザーストーン
◆カラー ブラックチェリー
◆ラスト No.8

緑青も少なめで、革の程度もなかなか良い。内部の消毒とブラッシング程度ですぐに使えそうだ。

靴紐を外して念入りにブラッシング。革に艶もあり、張替えたラバーソールもまだ新しい。

しばらくローテーションに加えて、履き心地を確かめてみよう。

RED WING “IRISH SETTER” 8166 ORO-RUSSET

2024.2

新四角犬タグ 1999年4月製 と思われるオロラセットのアイリッシュセッターをオークションサイトで格安にてゲット。

このタグが採用されていたのは、1年ほどのようで数もあまりないようだ。

サイズ26cmくらいとなっていたが、届いたものを見ると8 1/2 だった。気持ち大きくらいだったが、履くのには全く問題ない大きさ。

紐穴に緑青は浮いていたものの、比較的きれいな個体だ。革は若干、干からびている様子。

早速、靴紐を解き、緑青を爪楊枝で落とし、ブラッシングしてから、SAPHIRのReno Mat Cleaner で汚れ落とし。

靴紐は洗剤で揉み洗い。

ソールが減っているので、洗浄後に、シューズドクターで肉盛りをすれば、すぐに使えそうだ。

1997年くらいから変わり始めた白いトラクショントレッドソールは、ソールのRWマークを確認すると旧式のものがついているようだ。

いよいよ M.MOWBRAY (M.モゥブレィ)の革靴水洗い用キットで、水洗い。

今回用意したものは、M.モゥブレィの革靴水洗い用キット(サドルソープ、クリーニングブラシ、ミニモールドクリーナー)、スポンジ、歯ブラシ、バケツ、靴沈め用のペットボトル、メラミンスポンジ。

乾燥時のために、古バスタオル、シューキーパー(ダイソーの2個440円)、M.モゥブレィのデリケートクリーム、マスタングペースト。

再度、軽くブラッシングし、勇気を出して洗面台で靴の中にお湯を入れ更にブラッシング。

全体にしっかりお湯(45℃くらい)をかけて、革に水を染み渡らせ、お湯をはったバケツの中に入れる。

1時間ほどでバケツの水に結構色がついてきたので、サドルソープ(皮革製品用石けん)で、中と外を軽く洗い、ソールのヘリをメラミンスポンジで磨き、再びお湯の中につける。

12時間ほど水につけておいたものを、サドルソープで本洗い。

室内で扇風機で風を送りながら乾燥。途中、デリケートクリームを中と外に塗り込み水分補給。

その後、合計5度ほどに分けてマスタングペーストで少しずつ油入れ。

最後に、シューレースをつけて完成。

デリケートクリーム モウブレイ M.MOWBRAY M.モゥブレィ DELICATE CREAM(イタリア製)60ml ソフトレザー用・栄養・潤い・柔軟効果 モゥブレイ R&D アールアンドデー 保湿 しっとり ツヤ出しレザーケア バッグ 財布 ウェア ソファ 革小物 お手入れ

価格:1320円
(2024/3/8 15:20時点)
感想(495件)

白のシューグーに茶と黒の色を混ぜ、かかとの減っている部分に肉盛り。白よりは多少目立たないかなというくらいだが、まあこんなものか。

Dワイズなので、普段の靴のサイズよりワンサイズ大きいが、中敷きを敷くとちょうどいい塩梅だ。

トラクショントレッドのソールは、足への負担も少なく歩きやすくてとても良い。

安くで購入したこともあり、あまり気にせずガシガシ履けるので、この靴にあっている。

RED WING 1177 PECOS BOOTS

1991’S RED WING 1177 PECOS BOOTS
Leather-Welt製法  Made in USA US8D

2024.3

茶オイル・レザー(Velva Retan)×コルクソール(NITRILE CORK SOLE)

セカンドストリートオンラインで中古ランクC判定で売られていた。

レッドウイング・12インチのペコス・ブーツの1177(1155 と並ぶペコスの名品)。
革質・なめし・縫製もこの時代のものは高評価。
革の状態は、そんなに悪くないようだ。

1177は1990年代の終わり頃迄には生産中止になった型番。1177の1155との相違点はラスト(1177は#71LAST)と、ソール(踵も低い)が低い点。ソールは昔から人気の高いコルク・ソール(Nitrile Crok Sole & Neoprene Cork Heel)。(材質は1155 のチェミガム・コルクソールよりコルクが多い感じのソール)。コンストラクションはグットイヤー・レザーウェルト製法で、ソールの張替えも可能。

インナーの消毒、アッパーの手入れをして履いてみる。なかなかいい感じだ。左足首のくるぶしの上くらいに少々革が擦れるが、それ以外は問題なし。底の厚みはあまりないので、路面の感じがダイレクトに返ってくる。

試し履きのあと、デリケートクリームで水分を補給し、マスタングペーストで油入れ。革がかなり乾いているようだったので、デリケートクリームはたっぷり2度塗り。

革に艶も出て、いい感じに仕上がった。あとはソールの減りをどう対処するかだ。シューグーで応急処置をするか?踵だけでもソールを張り替えるか?

踵がかなり減っており、釘らしい金具も少々摩耗しているので、シューズドクター(茶)を購入し、とりあえず踵の肉盛り。

かなり履きやすいブーツだ。

オイルアップで、色も濃い目になってきた。30年以上前のペコスなので、十分ヴィンテージ。

RED WING Beckman 9014 Black

2024.11

メルカリでソール張替え済みの旧品番ベックマンの黒が目に入る。

そこそこ程度は良さそうで、ブラックスミスよりドレッシーだ。積雪時のスーツ用のシューズを探していたので、使えそうだ。サイズは 8D。

◆仕 様 ワイズD
◆特 徴 グッドイヤーウェルト製法 プレーントゥ
◆ソール ベックマンソール
◆型 番 9014 Beckman
◆生産国 USA
◆素 材 フェザーストーン
◆カラー ブラック

掲載されていた写真は、光の関係か、甲の部分が、若干茶色っぽく見える。ベックマンの茶芯を調べてみるが、個体や製造年によって茶芯もあるようなことがネットに書かれていた。シュータン裏を見ると茶芯ではなそうだが、茶芯の判断も人によってまちまちのようなので少しの期待もあり。ベックマン ストーンフェザーの茶芯となるとかなり希少。

ハーフソールの張替えは純正ではなく、縫い糸が靴底まで出ていないが、あまり問題はなさそうだ。同程度のベックマンの価格からすれば安い。出品されてまだ18時間。赤茶のブラックスミスが売れたので、購入を決意。

革の状態は良く、蝋引きの平紐も細めで思っていた通りドレッシーだ。ただ、やはり茶芯ではなかったが。

緑青がかなりひどく、爪楊枝を使って一生懸命とったが、なかなか取り切れない。

とりあえず、ある程度緑青を除去し、内部をアルコール消毒し、デリケートクリーム、マスタングペーストで整える。

シュークリームで、少し艶をもたせれば十分にドレスシューズとして使えそうだ。