Roma, ITALY

Roma & Vatican & Tivoli

 8月初旬にSkyticketでルフトハンザ航空フランクフルト経由ローマ行きを予約。合わせてエクスペディアでテルミニ駅にほど近いHotel Mondialを7泊で予約。大晦日元旦を挟むため金額はかなり高め。12月27日から1月3日までの8日間、今回は子どもたちを連れての旅行。30年ぶりのローマ、子どもたちと一緒なのでローマ市内と近郊のティボリをゆっくり散策することにする。到着翌日、テルミニ駅で2カ所の見学が付いた地下鉄バス乗り放題のローマパスを購入。観光地はどこも混んでいたので、ローマパスは大正解。特にコロッセオの周りは、人で溢れていて歩くのもままならない。今回のメインは、美味しいものを食べ、大晦日のカウントダウンと正月のバチカンでの法王のスピーチ。カウントダウンはホテルの人の勧めで、Circo Massimoへ行き、カウントダウンショーを見る。正月のバチカンは小雨が降る中、厳かな気分に浸る。翌日、電車と、バスを乗り継いでチボリへ。2つの世界遺産を堪能。ローマに比べ物価も安く、かなりお勧め。帰りのフランクフルトでのトランジットも楽しみのひとつで、初のドイツを短い時間でも味わえることと、空港内になるWarld Shopで事前にネット予約していたRIMOWA×Lufthansaのスーツケースを受け取ること。念願のルフトハンザコラボのRIMOWAのスーツケースを安価で手に入れることができました。
Roma, ITALY 2017.12.27〜2018.1.5
ビジネスクラスの食事

2017.2.27
 ANAの早朝便。関空乗り継ぎでフランクフルト経由ローマ行き。あいにくの天候で関空に遅れて到着したため、優先手荷物検査をさせてもらい最終搭乗案内の中なんとか間に合う、関空からはコードシェア便で憧れのルフトハンザ航空。しかも食事が足りなくなり、CAから「お客さま申し訳ありませんが、こちらのお食事で構いませんか?」とビジネスクラスの食事が。

HOTEL MODIAL

 予定より少し遅れてフランクフルトに到着し、イミグレはすんなり通れたが、身体検査でかなりに時間を要す。またもギリギリでローマ行きの便になんとか間に合う。ローマ・フィウミチーノ空港から列車でテルミニ駅へ。(列車代は1人14€)
 年末年始にかかるため、Expediaでかなり早めに予約しておいたテルミニ駅そばのHOTEL MONDIAL。3人一部屋で7泊。大晦日は他の日の2倍くらいのルームチャージでtotal 999€。2週間後にもう少し安いホテルがないかと探してみたら、このホテルも値段が3倍くらいに跳ね上がっていた。ローマの中心テルミニ駅に近いのでここに落ち着く。なかなか雰囲気のいい素敵なホテルだった。

2017.12.28
 ホテルで朝食をとり、テルミニ駅に行き2ヶ所の観光料無料+72時間バス地下鉄フリーパスの『ROMA PASS 72hours』を購入(38.5€)、子どもたちは見学料金がほとんどかからないので同じ72hoursのバス地下鉄フリーパスを購入(18€/人)。
(※現在はずいぶん金額も上がり、条件も変わってきているようです。)
30年前と違ってどこもかなりの人、特にコロッセオ界隈は歩くのも大変なほど。フリーパスはローマ観光の必需品のようだ。
 駅前から714番のバスに乗り、サン・カッリストのカタコンベ、サン・セバスティアーノ聖堂の見学。アッピア旧街道は狭くて車も飛ばしているので歩けない。バスで街に戻りコロッセオに行くが、行列がすごくて地下鉄でテルミニ駅に戻り、駅周辺を散策。夕食は『エスト!エスト!エスト!』でピッツァと鱈のフリット。絶品。

エスト!エスト!エスト!のピッツァ
鱈のフリット
72hours フリーパス

2017.12.29
 ローマパスを使い、コロッセオ、フォロ・ロマーノ見学。バチカン美術館のチケットは13:00だが、少し早めにメトロを乗り継いでヴァチカンへ。近くのマックで食事をするが、なんとオーダーが機械のため四苦八苦。

フォロ・ロマーノ
コロッセオ
ヴァチカン美術館のチケット

 バチカン美術館見学。バチカン美術館で並ぶのを避けるため、事前にインターネットでチケットを44€で購入済み。ガイド付きでまわると時間もかかりかなり疲れる。自分のペースでゆっくりまわるほうが良かった。子どもたちもかなり疲れていた。それでも、システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ大聖堂とまわり、屋上で絵葉書を購入し、投函。帰りはサン・ピエトロ広場からサンタンジュロ城(映画『ローマの休日』で大乱闘のあった船上ダンスパーティーは、このサンタンジュロ城前のテレヴェ川が舞台。)をまわってホテルに帰る。

ヴァチカン博物館
ヴァチカン美術館
サン・ピエトロ大聖堂
サン・ピエトロのピエタ

夕食はカルボナーラ発祥の地
 LA CARBONARA

予約は必須で、店はかなり混んでいる。

2017.12.30
 ホテルから歩いてトレヴィの泉に行き、近くのカフェでパンとカプチーノの少し遅めの朝食。今日はゆっくりぶらローマ。切り売りのピッツァやジェラードを楽しむ。文房具店『Via Campo Marzia』でイタリックのペン先の万年筆を購入。ローマ市内の石畳を歩いていると歴史を感じることができる。

2017.12.31
 ホテル近くのパン屋で朝食をとり、散歩しながらビザンティン美術の美しいモザイクが施されているサン・プラッセーデ教会をまわり真実の口へ。その足でマルタ騎士団の館に行き鍵穴からサン・ピエトロ大聖堂を覗く。ここが思ったより混んでいて、見るまでにずいぶん待つ羽目になった。昼食は肉やチーズが売っている店でキッシュのようなものを買って公園で食べる。現地の人間と思われたのか、公園の掃除をしていた兄ちゃんにイタリア語で話しかけられるが、英語もわかってもらえずコミュニケーションを取れず。残念。カラカラ浴場を見学し、ホテルに戻って夜のために昼寝。
 ホテルの方にカウントダウンはどこが良いか聞くと『街中は爆竹も投げつけられるので、結構危険だよ』と注意された上でチルコ・マッシモを薦められた。たくさんの人が押しかけてきており、大きなステージの上ではさまざまなショーが行われていた。0時に向けてカウントダウンが始まり、年が明けると大きな花火が何発も上がった。ここはどうやら危険度は低めのようだ。帰りは地下鉄も止まっていた上、道を間違えたためにコロッセオについた時はもうずいぶん静かだった。コロッセオは爆竹やビンの破片が散乱しており、ここはかなり危険だったようだ。まだ人は結構でているので、なるべく閑散としたところは通らないようにホテルに向かうが、帰り道で通りすがりの青年に爆竹を投げつけられた。確かにこれは危険だ。

ベーカリー「Panella」
サン・プラッセーデ教会
マルタ騎士団の館
チルコ・マッシモの花火
カウントダウンステージ チルコ・マッシモ

2018.1.1
 ホテルで遅めの朝食。12時からのフランシスコ法王のスピーチを聞くためにヴァチカンへ。窓から長い布が垂らされるまで、どの窓から法皇がスピーチされるか分からず、みんな右往左往している。小雨が降ったため傘をさす人もおり、なかなか良くは見えない。言葉もわからず意味は掴めなかったが、年の初めにありがたい話を聞けたかな。
 ROMA三越で、いつかは欲しいと思っていたオレンジ軸の美しい デルタ の万年筆ドルチェビータを購入。

法王のスピーチ
昼食のボリュームたっぷりハンバーガー
カフェでカプチーノ

2018.1.2
 テルミニ駅から地下鉄でポンテ・マンモーロ駅に行き、売店でパンを買い、バスを待つ間に食べる。Cotralの青いバスに乗りVilla Adrianoへ。子どもは無料なので見学料8€。不思議なことに入口を入ると猫が出迎えてくれて、私たちが見学している間ずっと離れずにまるで使徒のようについてくる。特に食べ物を持っているわけでもないのに少し離れても必ず追いかけてついてくるので、可愛くて子どもたちは連れて帰りたがったがそうもいかず、出口で別れる。

Villa Adriana
Villa d’Est
Villa d’Est
ティボリの街並み

 市バスでティボリの街に行き、露店で葡萄を買って食べながら街をぶらつく。Villa d’Estを見学したあと計り売りのピッツァで昼食。ローマに比べると物価はとても安い。街並みもとても美しくゆっくり散歩するにはとても良いところだった。

ジェズ教会

2018.1.3
 ホテルで朝食をとり、10時過ぎにチェックアウト。荷物を預けたまま1日に閉まっていて見ることができなかったフランシスコ・ザビエルの右腕が安置されているというイエズス会のジェズ教会を見学し、歩いてスペイン広場へ。広場前の格調あるカフェ・グレコで一休み。パンナコッタは絶品。もう一度ローマに来たら必ず食べに来たいと思った。
 ホテルに戻り荷物を持って、空港へ。ルフトハンザ航空で一路、フランクフルトへ。夜に到着なので空港直結のシェラトン フランクフルトエアポートホテル泊。

Cafe Greco
パンナコッタ

2018.1.4
 飛行機は17:50発 LH716便。時間があるのでSバーンと呼ばれる近距離用の列車で街に行ってフランクフルト観光。せっかくなので朝食は、ぜひ食べておきたかったソーセージ。街を散歩しながらショッピング。せっかくドイツに来たのだから文房具も外せない。文房具店でLAMY AL-Ster 2013限定のオールブラックを購入。文房具好きの息子も日本ではみないLAMYの30mlインクを購入。文房具好きにはドイツはとても楽しめる。次はトランジットではなくゆっくりみてまわりたいものだ。
 飛行機の時間も迫ってきたので、空港へ戻ろうと列車に乗るが、乗り間違えて辺鄙なところで降りることになる。しばらく列車が来なくて少々焦るが、なんとか予定の時間に空港に到着。少々慌てたのは、今回の旅行の隠されたメインであるRIMOWA×Lufthansaのスーツケース購入の時間確保のため。RIMOWAのルフトハンザ限定モデルは、フランクフルトかミュウヘンのWorled Shopでしか購入することができないため、事前にネットで注文し、空港でピックアップを予定していた。今回購入したのはSALEで格安の
RIMOWA Lufuthansa Aluminium Collection
Multiwheel Cabin Trolly and Multiwheel L Trolly with Electronic Tag
スーツケースを受け取りに行くと、マトリョーシカのように63LのL Trollyの中にCabin Trollyが入っていた。日本で買うよりずいぶん安い上に、税金の戻りもあり嬉しくなった。

ソーセージ屋
RIMOWA Cabin Trolly

2018.1.5
 無事、日本に帰国。今回も楽しく家族旅行を楽しむことができた。