休みが取れたので、ANAで台湾行きの特典航空券のキャンセル待ちを入れる。
運良く、復路のチケットが取れた。往路は、ネットで関空経由高雄行きのエバー航空ビジネスクラスに空きを見つけたので、電話にて経路変更し、確保。
4泊5日
往路:札幌発、関空経由高雄 関空ー高雄はエバー航空でビジネスクラス
復路:台北(松山)発、羽田経由札幌 全日空エコノミークラス
30,000マイル+燃油サーチャージ等(24,950円)
前回、台北近郊を観光したので、
今回は、4日間の高雄観光と台湾新幹線の利用。
1日目
早朝便のため車を新千歳空港C駐車場に停めシャトルバスで空港へ。
90分前のチェックインだと思い、国際線乗り継ぎの窓口に並ぶが一向に開く気配がない。地上係員に聞くと国内線に合わせて60分前と言われ他所で時間を潰す。
60分前 手荷物を預け、ANA ラウンジへ。
カプチーノとトマトジュースで一休み。
機乗のために、ラウンジを出たところで地上係員に呼び止められ、機体の整備不良のため、遅れもしくは欠航になりそうとのこと。その場合は、乗り継ぎに間に合わないため、ほかのルートを探してくれるようだが、福岡経由の夜遅くに着く便になるかもしれないとのこと。
もうしばらく、ラウンジで待つことになる。
運良く、整備がすみ、15分遅れくらいで出発できた。
乗り継ぎの時間が多少短くなるが、まあ問題はない。
ただ、プライオリティ・パスを使って、『ぼてじゅう』で食事と思っていたが、ちょっと無理そうだ。残念。
関西空港のANAラウンジで遅めの朝食。カレーと焼きそば。
娘から、ANAラウンジのカレーは美味しいと聞いていたが、確かにおいしい。
往路のエバー航空は、ビジネスクラスなので、食べすぎないように気をつけていたが、結構お腹いっぱいだ。
使用機のチェックを忘れたが(たぶんエアバスA321)、エバー航空のビジネスは少し残念だった。復路の国内線の使用機777-200のプレミアムクラスのシートに比べるとちょっとしょぼい。食事も和食にしたせいか、味はいまいち。でも量はたっぷりあり、デザートのハーゲンダッツアイスクリームも一回り大きく、またまたお腹いっぱい。
台湾 高雄到着後、現金2万円を空港の銀行で換金し、楽天モバイルを海外ローミングに切り替える。なんとか使えそうだったので、SIMの契約をしなかったが、これが失敗だった。LINEは特に問題なかったが、MapやHPは通信速度が遅すぎて殆ど開かない。昔ながらの嗅覚で高雄の街を歩くことになった。おかげで、APP『JAL Wellness&Travel』は、毎日2万歩を超えてマイルを貯めることができた。
高雄空港で悠遊卡(悠遊カード)に100ドルチャージし、MRTで左營(高鐵)へ。
ここで、台湾在住の息子と待ち合わせ。
左營駅に着くと、高雄発祥で日本未上陸の樺達奶茶(ホアダーナイチャ)を見つけ、早速タピオカミルクティーを注文。タピオカはもちもち大きめ、甘さはちょうどいいくらいで台湾のウエルカムドリンクに相応しい飲み物だった。
日本語もオッケー
匂いやまとわりつく湿気など、高雄はとても東南アジアっぽい。少々ドブ臭い匂いだが、嫌いではない。ちょっとしたワクワク感が出てくる。夜は早速MRTで二駅離れた夜市に出かける。
巨蛋にある瑞豊夜市は、かなりでかい。まるでお祭りだ。評判の木瓜(パパイヤ)ミルクを飲みながら、とりあえず、うまそうなものを探す。
長い行列ができている福建麺の店で並ぶ。アメリカのドラマに出てくるようなテイクアウトの焼きそばのようだ。海鮮が入っていて、とてもうまい。
夜市からの帰り際に、息子おすすめのバターinメロンパンを買って食べる。ホクホクのパンに冷たいバターの板が挟まっていて絶品。
2日目
お腹も減ったので、朝の遅い息子を置いて、一足先に街に出る。息子おすすめの肉饅頭の露店で肉饅頭を買ってみる。もちもちの皮にたっぷり肉汁が詰まった肉餡が入っており、これもうまい。街にはとにかくバイクが多く、いたるところに整然と停めてある。
昼前に息子と待ち合わせて、昼ごはんと観光。
昼食には、鴨肉飯で有名な『鴨肉珍』。これも結構な行列。評判の鴨肉飯と下水湯と書かれた鴨の内臓のスープ、そして空芯菜。どれも確かにうまい。
食後に少々お腹はいっぱいだったものの、外せないかき氷。季節は少し外れてしまったが、マンゴーのふわふわの雪花氷を『高雄婆婆』でいただく。うまいしでかい。店の中は冷房が効いていたので、後半は寒くなってしまった。
その後、港の方に向かい、高雄で最もおしゃれな芸術特區を散策。壁に描かれた様々な絵やおしゃれな店舗など夜市で感じた東南アジア感とは全くの別物。
しばらく、芸術特區を散策した後、世界で最も美しい地下鉄の駅『美麗島駅』のステンドグラスを見学し、夕食を求めて移動。今宵の夕食は、海鮮料理。
漁村海鮮料理店でイカとエビを選んで焼いてもらう。店の親父のはからいで台湾の生ビール(18ビール)と、しじみの醤油漬けをだしてくれる。ビールもなかなかうまく、またこの醤油漬けが合う。なぜか、店の親父は息子と話が弾み、一歳年上の私に「先輩先輩」と自分が飲んでいるビールをどんどんついでくれる。海鮮チャーハンも絶品。イカ焼きには、なぜかたっぷりのわさびとわさびマヨネーズがついていた。
帰りに近くの自強夜市に寄り道をしてから帰る。ここで飲んだスイカジュースは、若干薄めではあるが、スイカそのものの美味しさもあってグッド。東南アジアでは外せないスイカジュース。
3日目
朝から近くを散策し、見つけた仁武天公廟を見学&お参り。その後、昨日と同じ店で朝食を買う。今日は高菜饅頭と焼餃子、近くのお茶屋で密桃奶茶(モモミルクティー)を購入し、公園で朝食。
左營駅前からバスに乗って、高雄で最も有名な龍虎塔に出かける。あいにく龍虎塔は改修中で周りに緑の網が張られていたが、まずは幸せを呼び込むために龍の口から入り、虎の口から出てくる。そのまま蓮池の周りを散歩し、寺院を見てまわる。
池の周りは広く、歩き疲れて、ベンチで昼寝。近くの木の上にはリスが数匹走り回っている。近くに市場のような場所を見つけ、昼食。関東煮の露店で、揚げ物も売っている。関東煮を適当に選び、サンマのフライも一緒に食べる。関東煮のだしは自由にもらっていいらしく、うまいスープ付き。
バスに乗って左營駅前に戻りたかったが、とにかくバスがない。仕方なく、適当にMRTの駅に向かうバスに乗ることにする。なんとか左營駅前に戻り、今度はバスに乗って大学や遊園地やショッピングモールが一つになった義大世界へ。アウトレットモールや大学構内を散策し、バスで帰ろうとするが、ほぼ1時間に1本のバスに満員で乗れず。ここでも仕方なく違うMRTの駅に向かうバスに適当の乗って高雄車站になんとか戻ることができた。
夕食を高級火鍋料理屋で予約していたので、その前にスタバで息子と待ち合わせ。少し早かったが、疲れたので本を読みながら休憩。時間があるので、飲み物は一番大きいベンティを頼むと何故か2杯渡された。店員に言うと「台湾では、1個頼めばもう1個」と自慢気に言われた。どうやらキャンペーンだったようだ。
スタバで息子と落ち合い火鍋料理店へ。予約時間より少し早かったので、時間つぶしに近くの夜市をみる。マレーシアでは何度か食べたカエルの粥だが、露天にカエルが並べてあるのは少々グロテスクだ。
予約でいっぱいのかなりの人気店『無老鍋』。鴛鴦鍋という2種類の味を楽しめる鍋に海鮮、お肉、アイス豆腐、玉子餃子をつける。白い方は豆乳、赤い方は漢方鍋なのだが、味はカレーだった。鴨血は無料でついてきて、最初からたくさん入っている。おかわりも自由で3,4回「おかわりいらないか?」と勧めれた。プルンとして結構イケるのだが、あまり量を食べるものではないかな。ご飯やタレは自分でとってくるスタイルだった。たしかにうまいが、少々高め。
4日目
いつものお店で朝食をと思ったが、休み。せっかくなので、MRTに乗って、行列ができる美味しい朝食屋と評判の店に行ってみるが、ここも休み。仕方なく、適当に店を探して、今まで食べていなかった蛋餅(ダンピン)と豆乳で朝食。
そのまま街を散歩。愛河を渡り、一昨日行った、芸術特區を抜けてフェリーターミナルへ。
フェリーターミナルからフェリーで旗津島に渡る。地元の人達はバイクでフェリーに乗って島に渡っていた。島は歩いて回るには広すぎる。フェリー降り場には、レンタルの2人乗りや4人乗りの自転車がおいてあったが、とりあえずテクテクと歩き出す。
フェリーの船着き場の反対の海岸線まで歩いてみると、海水浴場が広がっていた。人は全くいなかったが…..。海岸にあった東屋でしばらく昼寝。
お腹も減ってきたので、金柑檸檬ジュースを買って、近くの学生たちで賑わっている店に入り、焼肉飯を注文。豚の角煮を串に差したものと野菜がのった丼だ。どうやら地元の人気店で安くてうまい。
フェリーで戻って来ると、フェリーの船着き場はかき氷店が立ち並んでいることで有名な地区だった。でかいかき氷で有名な店の向かいにある、地元の人に人気とネットにあった福泉冰店に入り、かき氷を注文。メニューをよく見なかったせいで間違って、雪花冰ではなく普通のかき氷を頼んでしまった。これはこれで美味しかったが、少々残念。
夜は再び息子と待ち合わせ、息子推奨の飲茶の店に行く。地元の人が行く大衆料理店だがかなり美味かった。小籠包、海老餃子、牛肉麵、空芯菜でお腹いっぱいになる。
瑞豊夜市に近かったので、帰りに少し寄って今回の旅行で食べていなかった豆腐花を食べて、帰路へ。
5日目
朝、息子と別れて高鐵左營站へ。事前にネットで外国人割引で予約し、チケットを発券してもらっているが、少し時間が早かったので前の便に代えてもらおうとしたが、あいにく空きがなく、暫く駅で待つことになる。
いつもの朝飯の店で買っておいたパンと駅のコンビニで買ったパック入りの木瓜牛乳(パパイヤミルク)をひろげ、ベンチで朝食。台北まで2時間弱。今回は荷物もあるので、台北市内は素通りし、松山空港に直行。
空港のラウンジでゆっくりし、飛行機へ。復路は、羽田経由のANA便エコノミークラス。案外食事も美味しく、映画は、インディージョーンズ最新作がやっていて快適に過ごせた。残念なのは時間が短く映画のラスト10分ほどを見ることができなかったこと。
附録 スーパーマーケットで買った今回のお土産たち
スーパーで購入したパイナップルケーキは、思った以上に美味しかった。値段も安いし、かなりおすすめ。難点は個包装ではないこと。
饅頭は、ズシンと重く胃に貯まる。薄味で噛むほど味が出てくるので食事としてはかなりいい。おにぎりのような位置づけかな。
高雄市内のMRTの駅
- 赤線:R3小港、R4高雄國際機場、R4A草衙、R5前鎮高中(五甲)、R6凱旋、R7獅甲(勞工公園)、R8三多商圈、R9中央公園、R11高雄車站、R12後驛(高醫大)、R13凹子底、R14巨蛋(三民家商)、R15生態園區、R16左營(高鐵)、R17世運(國家體育園區)、R18油廠國小(中山大學附中)、R19楠梓加工區、R20後勁、R21都會公園、R22青埔、R22A橋頭糖廠、R23橋頭火車站、R24南岡山。
- オレンジ線:O1西子灣(中山大學)、O2鹽埕埔、O4市議會(舊址)、R10/O5美麗島、O6信義國小、O7文化中心、O8五塊厝、O9技擊館、O10衛武營、O11鳳山西站(高雄市議會)、O12鳳山、O13大東、O14鳳山國中、OT1大寮(前庄)