Jeep patoriot 2.4L Sports

<ジープ パトリオットの備忘録>

2023年1月
クライスラー・ジープ パトリオット スポーツ 2.4L 2008年型 を購入。

車検をとおそうと思っていた車が、高額車検となり、急遽車を探すことになる。

最初は、今の車と同じワンボックスにしようかと思ったが、ワンボックスも3台乗り継いだ(トヨタ エスティマ、ホンダ スッテプワゴン、ニッサン セレナ)ので、そろそろ卒業してもいいかな と思い、たまたま目に入ったジープ パトリオットに惹かれ購入。

決めては値段と見た目。

購入時に不安だったのは、やはり購入後の故障。

10年ほど前に生産が終了した車で、故障が多いイメージ(特に電装系)があるアメ車。しかも過走行(16万km超)で、半年後に車検。

これだけ不安材料があったが、少々の修理を見込んでも、まあいいかなっという値段

見た目は、
最近の近未来的SUVというより、ジープらしい丸目の愛嬌のあるフロントに重厚なボディ。

走りもジープの名に恥じぬ、山あり谷ありの難オフロードコース「ルビコン・トレイル」を走破する実力を備えており、積雪路も安心。

2023年2月
購入して、1ヶ月でバッテリー上がりでレッカー。

吹雪の日に、ヒーターを最大で走った時にバッテリーランプが点灯。少し嫌な匂いがしたが、翌日は何事もなかったかのように普通にエンジンもかかったので様子見。
翌日仕事帰りにまた、バッテリーランプが点灯したので、車庫に入れ、テスターではかるとバッテリー不良。何かが焦げたような変な匂いがする。充電器を繋ぐとバッテリーショートの表示。
諦めて、翌日修理工場に持って行こうとしたが、バッテリーは完全にダウン。充電器を繋いでも他の車でジャンプスタートするもウンともスンとも言わない。

ロードサービスのお世話になる。パトリオットに充電器を繋いだままエンジンをかけ、充電器を外すとエンジンが止まってしまうのでそのままボンネットに充電器を乗せ、レッカーできるところまで移動し、レッカー。

レッカー移動

最初なので、きちんとみてもらうにはいいかなと思い、ディーラーまで運んでもらう。電装系のチェックと一緒に12ヶ月点検。

2023年3月
今回の修理内容
電装系は 完全不良のためとりあえずバッテリー交換。
嫌な匂いの原因は、わからず。
ダイナモの発電量が少し落ちているので、近いうちに交換が必要。
プラグとイグニッションコイルも早めに替えた方がいいとのこと。

点検・修理の間、代車はジープ コンパス。新しい機器満載だが、パトリオットの方が運転しやすいかな。

12ヶ月点検で、左前のタイロッド・エンドがかなり摩耗しているので、これが最優先と言われるが、最優先なのに品がなく、1ヶ月待ち。その間は気をつけて乗ってくださいとのこと。

「下廻りの錆があまりなく、比較的状態はいいようなので、今のうちに錆止めを」と勧められ大枚はたいて防錆塗装をする。

下廻り防錆塗装

これだけ投資したので、最低2回は車検を通すことが決定。

今までの車は、ほとんどが錆のため要修理、買い替えの道を歩んでいる。やはり積雪地帯は、塩カリの影響で下廻りの錆のダメージが大きい。

バッテリーは交換しないと乗って帰ってくることもできなかったため、ディーラーで交換したが、節約のためにプラグとイグニッションコイルくらいはDIY (Do It Yourself)。早速ネットで、調べて注文。海外からの発送で、多少日にちがかかるが、工賃も含めると半額以下。

最短で届いたものの、プラグは写真で見るとイリジュウムプラグに見えるが、送付されてきたのは標準プラグ AutoLite5224。ネットで調べるもよくわからないが、純正のプラグに比べ熱価が低いようだ。大丈夫そうだが、燃費向上も考えプラグは、イリジュウムを装着することにし、再びネットで NGK プレミアムRXプラグ を注文。

エンジンカバーを外し、イグニッションコイルを外そうとするとネジの頭はトルクスだった。唯一持っているトルクスはT-20でサイズが合わず、仕方なく買いに出るが、なんと途中でまたもバッテリーの表示が点灯。

前回、バッテリーのランプ表示後、あっという間にバッテリーがダウンしてしまい、翌日レッカーの世話になったのが頭に焼き付いている。ちょっと時間が遅かったが、そのまま直接ディーラーに行く。もう閉店していたが、担当の方がまだ残っていて、車を預かり、部品の確認をしてくれた。ありがたい。

なんと、ジープが部品の出荷を今月いっぱい停止しているらしい。そんな訳で、リビルト品や社外品の持ち込みでも修理してくれるというので、ネットでオルタネーターとベルトを検索。社外品だが、直接ディーラーに送ってもらうことになった。

純正品とリビルト品の価格差 約3万円。リビルト品と社外品の価格差 2万円。性能に若干心配があったが、一年間の補償もついていてレビューも良かったので、社外品に決定。安物買いの銭失いにならなければいいが。

海外発送のため、時間もかかる。代車も空きがなく、10日後しか借りることができず、その間は車なし生活。プラグ・イグニッションコイル交換もお預け。

希少車のため、ネットで調べても欲しい情報があまり得られない。パトリオットの整備本は洋書しかないらしい。写真も豊富だとあったので、英語と整備の勉強のため購入。

部品の出荷を停止していたため随分日数を要したが、オルタネーター・ベルトと一緒にタイロッドエンド(左前)も交換してもらって戻ってきた。なんとなくハンドルの変な振れがなくなったような気がする。しばらく代車のFIAT500だったが、ハンドリングやCVTなどやはりパトリオットは良いと実感。

パトリオットが戻ってきたので、おあずけになっていたプラグとイグニッションコイルの交換。T-30のトルクスで無事交換することができた。時間にして30分強くらい。

ガソリンを満タンにし、燃費も計りながら試乗。特に加速が良くなったとかの実感はなし。メーターを見る限り若干燃費が良くなっていそうな気がする。

長距離を走り、パトリオットのメーターに表示される100km走行時の必要燃料は10.5Lがベスト。燃費にすると9.5km/L。市街地を走行するとどんどん悪くなるが、プラグ交換前よりは今のところ良くなっていそうだというレベル。まぁイリジュウムプラグは長寿命ということもありきっと良かったのだろう。

20223年4月
気になっていたヘッドライトの汚れを落とす。

水垢なのか擦っても取れない汚れがついていた。擦ったり吹いたりしたが一向に変わらないので、ついに耐水ペーパーで磨くことにする。
#1000の耐水ペーパーで磨くと白く曇ってしまった。汚れは落ちていると思うのだが、ここから透き通ったレンズに復活できるか、少々ドキドキした。

#2000の耐水ペーパーで磨くと濡れているときは、透き通って見えるが、拭くと曇ってしまう。

ゼファーのタンク磨きに使ったSOFT99液体コンパウンドを使ってみる。
#3000→#7500→#9800で順に磨いていき、なんとかクリアなレンズになった。
仕上げにガラス系コーティング剤 プロスタッフのウォーターゴールドを吹き付けて終わり。いつまで持つかわからないが、まずはきれいなレンズになった。

2023年5月
タイヤ組みつけ&交換

休みを利用して、オークションサイトで落札していた純正のホイールに新たに落札した夏タイヤを組んで、履き替える。

直接引き取りができる近場の店のタイヤを落札。216/60 R17 PIRELLI Cinturate P1 SUV なるタイヤ。7〜8分くらい溝が残っており、2020年製。

バルゴムを取り替え、タイヤを組み付けてほぼ2時間。ネットで調べておいたおかげで、2時間で無事完了。

新たに購入した
太平洋工業チューブレスタイヤゴムバルブ4個セット TR413CLパッキン付き 420円
STRAIGHT タイヤバルブ装着ツール 999円
DRC ビードクリーム 40g 540円

リトルカブのタイヤ交換で使った
KTC タイヤレバー 2本、Daytona バイク用リムプロテクター肉厚タイプ 2個

そして新参者の
アストロプロダクツ エアコンプレッサー6L静音タイプ が大活躍。

購入した中古タイヤに釘が刺さっていたり、パトリオットのタイヤ締め付けトルクが135N・mとかなり強く、外すのに電動インパクトレンチが刃が立たず、十字レンチを使って自力で外す羽目になり、かなりの労力を使って大変だったが、とても勉強になった。

適切な工具とネットの情報に随分助けられた。

2023年5月
日帰り長距離ドライブ730km(札幌→佐呂間→上湧別→滝上→札幌)

タイヤを自分で組み替えたあとの高速道路なのでハンドルのフレに気をつけながら運転する。ホイールバランスもとっていないが、大丈夫そうだ。タイヤの釘のあとも問題なさそうでホッとする。長距離のおかげでインパネに表示される燃費の表示は最高で、8.2L/100km リッターごとの燃費に換算すると12.2km/L。平均すると10km/Lくらいになると思われるが、イリジウムプラグのおかげか良くなっている気がする。ただし街乗りになると一気に8km/L弱まで落ちてしまうが……。

上湧別チューリップ園

ハンドリングや高速での加速・安定感などとても乗りやすい。

プロスタッフCCウォーターゴールドをボディとガラスにコーティングしていたおかげで、雨が降ってきてもワイパーいらず、サイドのガラスも視界良好で快適にドライブできた。

2023年6月
ユーザー車検

7月車検だったので、1ヶ月前にユーザー車検を受けるべく、ネットで予約を入れる。

ネットで24ヶ月点検の検査項目を調べ、自分でできるところは確認。調べてみると、検査は原則ユーザーが行うものらしい。が、排ガスの点検などできるわけもなく、ここは車検に通ればオッケーということで、車検に任せる。

書類を整え、車検に臨むが、最近は電子化されて結構便利になっている。登録しておけば、クレジットカード決済もできるというので、前日にクレジットカードの登録を済ませる。

当日、ちょっと緊張しながら札幌陸運局へ。ユーザー車検という窓口に並び、必要な書類を確認し車検証のQRコードを読ませてプリントアウトする。そこにクレジットカードの支払受付番号を記入し、再提出。さぁ、いざ検査へ。

手助けの必要な人は、3番に並び、ハザードを出してと言われたので、まっすぐ3番に向かう。検査の順番が近づいてきたので、慌ててハザードをだす。検査員の方は、優しく丁寧に教えてくれて、灯火類のチェックを無事終える。

外車でありがちな、「ウインカー出して」と言われ、慌ててワイパーを動かしてしまったのが、検査員の方を和ますことができたのか、丁寧にいろいろ教えていただいた。

次は、排ガスのチェック。細長い機器をマフラーに差し込み、暫く待つとOKと表示が出た。

検査員の方の案内で、速度と光軸、ブレーキテスト。速度チェックは、40kmになった瞬間ボタンを押したが、少し速度を維持するように言われ、やり直して合格。ちょっと心配だった光軸もパス。

最後に下回りのチェック。ハンドルを左右に振って合格。終わった。ほっと胸をなでおろす。

懇切丁寧に対応していただいた札幌陸運局の検査員の方々、ありがとうございました。

検査登録手数料   500円
自動車重量税    45,600円
検査手数料     1,400円
技術情報管理手数料 400円   合計 47,900円

これに事前に加入しておいた、自賠責保険24ヶ月  17,650円

  合わせて、車検費用総額  65,550円 

これで、2年間 またパトリオットで楽しめます。

2023.7

車検時にオイルを換えていなかったので、先日購入したオイルチェンジャーを使い上抜きでオイル交換。オイルは、ジムニーも交換する予定で TEITO ULTIMATE 5W-30を2缶購入。オイルチェンジャーに6mmのチューブを付けて吸い出す。4Lほど吸い出せた。オイル量は、4.26Lとあったが、フィルター交換時なので、とりあえず5W-30のオイルを4L入れる。購入時にオイル交換してあったのでほぼ6ヶ月経っているが、汚れはさほどでもなかった。

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1缶4Lのオイルを入れ、オイル量をチェックするとまあいいくらいなので、もう一缶は開けずに様子を見ることにする。

TEITOの化学合成オイルは、入れた直後はいまいちだったが、オイルが馴染んでいい感じになってきた。古い車両なので、できるだけこまめにオイル交換をしておこう。

普段余りエアコンを使っていなかったが、フルの5人乗車で暑かったためエアコンのスイッチを入れるがあまり効かない。若干は涼しくなるという程度だったためネットでエアコンフィルターを購入し、交換。かなり汚れていた。フィルターは真っ黒で枯れ葉も少しついているような状態だった。

その後、エアコンを使ってみたが、あまり効きは変わっていない。エアコンガスのチャージを考え、アストロプロダクツで『HFC-134aガスチャージホースゲージ付CH446』と冷媒1缶(200g)を購入し、試しに入れてみようとしたが、ボンネットを開けても低圧バルブの場所がわからず。整備書に載っている写真とパトリオットのガスホースと違っている。ディーラーに持っていき、場所を確認すると、なんと下からしかアクセスできない。

ジャッキアップなしで車の下に潜り込み、隙間から手を入れてホースをつなごうとするが固くて全く入る気がしない。しばらく試みたが、諦めて再びディーラーに持っていく。

せっかくなので、きちんとエアコンの点検をしてもらう。ホースに1ヶ所若干の漏れがあるようだが、あまりひどくなさそうなので足りないガスを充填してもらう。520g入るところに197gしかなかったようだ。とりあえずこれでしばらく様子見。

今までに比べるとよく効くようになっている。調べてみるとエアコンのためには最低でも月に10分くらいはエアコンを付けたほうがいいようなので、できるだけマメにエアコンを付けるようにしなければ。

ガソリンが高いので、燃料添加剤AZ FCR-062を入れ、ガソリンをレギュラーにする。ハイオク推奨とはなっているが、アメリカと日本のオクタン価が違うため、レギュラーでもいいよとディーラーの人も言っていたので少し節約。

170725km で燃料添加剤注入

2023.8
エアコンがまた効かなくなり、急遽ディーラーでみてもらう。低圧バルブの虫ゴムが劣化しており、そこからのガス漏れだろうとのこと。前回エアコンの点検をしてもらい、ガスを補充した際に劣化していたゴムに隙間ができ漏れたらしい。ディーラーにあった虫ゴムで無料修理。エアコンが効くようになった。良かった。

これで予定していた夏の盛りの東北への車での旅も安心して行けそうだ。

2023.11
雪の予報が早かったので、10日にスタッドレスタイヤに交換。
締め付けトルク 135N・m 
KTCの電動コードレスインパクトレンチですんなりボルトが回ってくれたので、比較的楽にタイヤ交換完了。空気圧は240kPa。若干減っていたので、補充。

いろいろブログネタを提供してくれるパトリオット。備忘録として追記していこうと思う。

2024.1
半年以上経っているのでオイル交換。今回はエレメントも一緒に交換。

前回入れたTEITOのオイルは若干硬い印象があったが、全化学合成油でこの値段で買えるので、今回も同じオイルを入れることにする。ジムニーもあるので、この際20Lのペール缶で購入。エレメントはBOSCH。

オイルエレメントは比較的前方についているので、少し潜れば交換できる。アストロプロダクツで汎用式のフィールターレンチを買ってきて早速交換。

オイルは前回同様上抜き。4Lちょい抜くことができ、フィルターをとってもあまりオイルが出てこなかった。無事交換終了。

オイル&オイルフィルター交換 走行距離 173,957km

2024.2
帰宅中に、写真のような警告灯が点いた。取説で調べてもよくわからない。

挙げ句に右のドアミラーを格納できなくなってしまったので、仕方なく、ディーラーへ。

右のウインカーを出すと、一瞬左のウインカーが出る不具合が2ヶ月前くらいから出ていたので、一緒に見てもらう。

見積書は

ABSランプ点灯
DTC:C2200 ABS内部故障で 要モジュール交換

ウインカー作動不良
要 マルチファンクションスイッチ本体交換

DTC:U110D セキュリティサイレン通信不良

右ドアミラー格納不良 動作復元 理由不明

エアコンドライヤー部オイル滲み 点検のみ

と、5点の修理で、総額159,610円
高額なモジュール88.000円、スイッチ本体24,000円の交換が大きい。

ただし、
セキュリティサイレンの通信不良がバッテリーの消耗につながるので最重要とのこと。
セキュリティサイレンは特に必要ないので、外してもらうことにし、部品の発注をお願いするが、帰りには、走行しても警告灯がつなくなったので、急遽戻って発注をしばらく待ってもらうことにする。

セキュリティサイレンの誤作動で過電流が流れて、モジュールに影響を与えていたことも考えられるので、もう少し様子を見ることにする。

ウインカーの不具合は相変わらずだが、とりあえず警告灯の点灯はなくなった。

2024.6
オイル交換 走行距離175,030km
買い置きの TEITO ULTIMATE SP530 5W-30 ペール缶20L
フィルター交換なしなので、ほぼ4L。今回も上抜き。

走っていると、
小さな段差を越えるたびにサスあたりからキュッキュッと音なりがする。
車庫の左リアあたりにオイルらしい漏れがあった。
早めの対処が必要かも。