ちょい旅

北海道 岩内・積丹 2022.8

美味しい海鮮を食べさせてもらえると評判の宿 岩内 高島旅館。

人気のためなかなか予約が取れないが、家族みんなが予定を空けることができる日を探し、宿泊予定日の4ヶ月ほど前に予約を入れることができた。

あまり時間はなかったが、久しぶりに家族旅行。

高島旅館

海鮮料理が評判なので海のそばかと思っていたら、山の方に入ったところに佇むこぢんまりとした2階建ての旅館。

中は、山小屋風の吹き抜けのロビーに暖炉が備えられている。

風呂は檜の浴槽で、サウナと森林浴をしながらの露天風呂もある。そんなに大きくはないが、ゆっくりくつろげる。

夕食

海鮮尽くしの料理 
   刺し身(アワビ・ひらめ・うに)
   炭焼き(つぶ貝、アワビ、しいたけ)、ナマコ酢
   海鮮のたっぷりはいった浜鍋、もんけ(ハツメ)の塩焼き
   共和のメロン

朝食

地元のこだわりの卵・米・牛乳、イカそうめん 

食後は、庭にテーブルを移し、景色を眺めながらコーヒー

朝食後、ゆっくりしてからチェックアウト

せっかくなので、
積丹半島神威岬観光

近くの網元直営の食堂「さわ」でウニ(赤ウニ)丼

ウニ丼

昨夜の夕食の白ウニも美味しかったが、赤ウニも濃厚で十二分に満たされる。

デザートに赤井川まで足を伸ばし、山中牧場のソフトクリーム

お土産は共和の路上で買ったおっきいスイカ

SFC修行 その1 (2022.8)

札幌⇔福岡 プレミアムシートで行く、2泊3日 屋台ともつ鍋の旅

片道 2605PP 搭乗の翌日には、ANA Mileage APPに加算されていた。
往復で 5210PP獲得。

プレミアムポイント2倍キャンペーンで、翌月の月末までには、5210PP追加されて 10420PPになる予定だ。1回の修行で目標の3分の1獲得。

修行というより、プチ贅沢旅行。

新千歳空港 ANAラウンジ

新千歳空港 建築家・隈研吾氏監修のANAラウンジから始まる。

隈研吾氏によると「一期、一会」というコンセプトのもとに、時間をテーマにしたラウンジだそうです。

洗練された和風の寛げるラウンジでした。

787プレミアムシート

ボーイング787のプレミアムクラスは、横に2-2-2の6席。

足元も広く、足を伸ばしても前席に当たらない。

曲げた膝が前席にぶつかっているLCCとは雲泥の差だ。

席に着くと、担当のCAが挨拶にきてくれる。

フルリクライニングで新作の映画を見て、まったりと過ごす。

食事は、14:30発の便だったので、フルーツと生チョコクッキー付きの軽食。

コーヒーはANAオリジナルコーヒー。

と 至れり尽くせり。

残念だったのは、飛行時間が短いため、新作映画「バットマン」を半分しか観ることができなかったこと。

降機も優先なので、すんなり地下鉄に乗って街なかへ。

空港から宿泊予定の中洲川端まで、地下鉄で10分とアクセス抜群。

ホテルに荷物をおいたあと、シャワーを浴びて、中洲屋台へくりだす。

ラーメン、焼きラーメン、串と悩むが、屋台『司』で、ここにしかないとうたっていた辛子明太の天ぷらをうっかり頼んでしまった。美味だったが、持病の痛風がかなり心配。しかもビールまで飲んでしまった。
どうも『限定』に負けてしまう。

ホテルに戻ったあと、小腹がすいたので『博多で一番行列のできるラーメン屋』とあった『博多一双』に少々並んで、硬さ普通のラーメンを注文。細麺の長浜ラーメンだが、個人的には麺はもうちょっと柔らかい方が良かったかな。

博多一双のラーメン
博多一双

翌朝、良い店があれば朝食をと思いながら、櫛田神社に向かう。

お参りをしたら、ここまできたのだから太宰府天満宮もと思い直し、西鉄天神から太宰府へ。急行列車の名前は『旅人(タビト)』。

太宰府天満宮

学業成就のお祈りをし、頭が良くなり、病気が治ると言われている牛の像を撫で、梅ヶ枝餅と冷たい麦茶で休憩。

隈研吾氏設計で有名なスターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店で、記念にFUKUOKAのスターバックスカードを購入すると、気の利いた店員さんが笑顔で、「どこから、いらしたんですか?」と太宰府天満宮表参道店のスタンプを押してくれた。

博多に戻り、JR博多駅の『笑楽』で、店員さんイチオシの醤油味のもつ鍋ランチ。ご飯も食べたかったが、博多で食べておきたいものはまだまだあるので、〆の麺だけにしておく。もつ鍋セットは地方発送できるようで、隣で食べていた女性は、お土産用に注文していた。

もつ鍋ランチ(醤油)

2日目の夜は、昭和通りにポツンと出ていた天神屋台『ともちゃん』へ。

開店間際に行くがもう満席、一人だったので隅の丸椅子に座らせてもらって食べることができた。

牛すじ串とお店自慢の牛サガリ、そして〆にラーメン。

個人的には、今回の旅のナンバーワンかな。

天神屋台 ともちゃん
ともちゃんのラーメン

焼きラーメンも食べたいと思い、中洲屋台まで歩くが、お腹も一杯で食べれそうになかったため断念。『孤独のグルメ』のようには食べられないものだ。

ホテルに帰って、明日に備えて早めに就寝。

最終日は、ホテルをチェックアウトし、まっすぐ空港へ。

お土産を少し買い、空港内を散策したあと、隈研吾氏監修で2019年にオープンした福岡空港のラウンジを満喫。伝統的日本美がもたらす成熟した佇まいと洗練されたデザインが生み出す新しいキラメキの融合により生まれたラウンジで、降り立つ飛行機を眺めながら、買ってきた博多華味鳥監修のチキンカツサンドを頬張った。これも美味。

復路の飛行機は、往路と同じく787。

10:00出発で、食事は朝食メニュー。

ゆっくりくつろぎ、映画『バットマン』の続きを観るが、最前列だったため離着陸時には映画が見れず、最後のクライマックスは、時間がなくなり観ることができなくなってしまった。

反省:最前列は、避けたほうが無難。

今回は、建築家・隈研吾氏監修で
2017年にオープンした新千歳空港のラウンジに続き、2019年にオープンした福岡空港のラウンジを満喫し、さらに2011年設計のスターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店に立ち寄ることができた。

SFC修行ではあったが、福岡に2泊したおかげで、中洲屋台も天神屋台も堪能し、モツ鍋に舌鼓をうち、太宰府天満宮で、梅ヶ枝餅を食し、ラウンジとプレミアムシートを堪能する贅沢旅行だった。

旅に出ると、地元のうまいものを食べるのが楽しい。

中洲屋台「司」・・辛子明太天ぷら
天神屋台「ともちゃん」・・牛サガリ、ラーメン
「博多一双」・・ラーメン
「笑楽」・・もつ鍋   などなど

福岡空港は街中にあり、地下鉄空港線で博多の街までほんの数分と利便性は抜群。
また訪れたい街だ。

プラチナステータスまで、あと19,580PP

旅の写真

旅の醍醐味は、その場の空気に触れ、匂いを感じることができること。写真なんか撮るより、そこにどっぷり使っている方が心地い良い気もする。

でも、その一瞬を切り取ってみたいと思う時がある。どんな形で切り取れるか?人にどのように伝えられるか?その試みがとても楽しい。

現地の人々のいつもの風景が、旅人の目から見れば、新鮮に映り、シャターを切りたいという欲に駆られる。旅に出ることで、非日常に囲まれ、容易に感性を磨くことができる。

旅は生活に追われている日常から、容易に離れられる手段であり、写真は、その証のような気がする。

東マレーシア(サンダカン) 1999
 『サンダカン八番娼館』を読み、一度訪れてみたくなり、サンダカンへ。

東マレーシア(ムル) 1999
 マレーシアサラワク州ミリから、小さなプロペラ機で世界遺産「グヌン・ムル国立公園」があるムルへ飛ぶ。公園内のホテルでゆっくりし、洞窟観光やカヤックを楽しむ。

マレー半島  1999
 マレー鉄道でクアラルンプール(マレーシア)から国境をこえハジャイ(タイ)で1泊。翌日バスで山越えし、スパを巡り、そこからプーケット島へ。空路でクアラルンプールへ戻る。

コタ・バル プルフンティアン島 1999
 クアラルンプールから夜間長距離バスでコタ・バルへ。観光しながら少しずつ南下し、クアラルンプールへ戻るバスの旅。途中プルフンティアン島でダイビングを楽しむ。バディは、フランスの女性で海中でのサインが最もコミュニケーションのとれる手段だった。

旅の楽しみ方

旅の形もさまざまで、それによって楽しみ方も増えていきます。

家族旅行のお薦めは、なんといっても東南アジア

東南アジアがおすすめの4つの理由
理由①
海外でのホテルはルームチャージが基本。子どもたちが小学生までだったら、親子4人で一部屋ですみ、とても安上がり。
五つ星のいいホテルに泊まっても、家族4人で温泉旅館に泊まるよりも安く、子どもたちに、いいサービスを体感させられる。
バンコクのフォーシーズンズに泊まったあと、颯爽としたホテルマンに憧れた娘が、将来ホテルの人になりたいと言っていた。

理由②
暑いので、プール遊びができる。
子どもたちは、観光やショッピングの合間にホテルのプール遊びを入れると飽きずに楽しんでくれる。
息子は、プールで遊んでいて泳げるようになった。泳げるようになってとても嬉しくて、プールに潜って口を開けて笑っている顔が忘れられない。

理由③
食費が安い。
子どもが小さいうちは、朝食ビュッフェが無料のところが多い。
屋台の食事が美味しく、かなり経済的。

理由④
日本から近い。
移動の時間が少なくて済み、飛行機代が安め。
とは言っても、飛行機代はバカにならないので、最低でも1週間、長いと2週間近く旅行に行くことになる。

東南アジアの家族旅行 ベスト4
① タイ(チェンマイ、バンコク)
 チェンマイのエレファント・キャンプは最高!象に乗ってトレッキングができる。象の背に直に乗るので、象の肌を直接感じることができる。また、チェンマイには、タイガーキングダムがあり、虎と触れ合うことができる。子どもたちは赤ちゃん虎を枕に寝転んでいた。肉球の感触がとても気持ち良く、忘れられないようだ。

エレファントキャンプ
フォーシーズンズ
ホテルのプール

② ベトナム(ダナン、ホイアン、ホーチミン)
 ダナンのビーチは、静かでゆっくりできるうえに格安。ダナンの街は、特に何もないが、プライベートビーチで物売りが寄ってくることもないので、リゾートでゆっくりするには最高だった。ホーチミンは、ショッピング天国で買い物が楽しい。フランス領だっただけあり、食事も美味しい。特に、屋台のフランスパンやお菓子が安くて病みつきになる。

フラマ・リゾートダナン
ホイアン 日本人橋
ホーチミン グランドホテル

③ マレーシア(クアラルンプール)
 屋台の食事や果物がとても美味しい。多民族国家なので、マレー料理だけでなく、中国料理やインド料理も本場の料理を食べることができるので、どれも美味しい。屋台で色々なフルーツも食べることができるし、ドリアンなどは気に入ったものを切ってもらって、その場で食べることができる。スイカジュースは、絶品。

マンダリンホテルから
インド料理屋にて
果物の王様 ドリアン

④ カンボジア(シェムリアップ)
 なんといってもアンコールワットの遺跡。子どもたちは、しばらく見て回ると飽きてくるので、トンレサップ湖の観光や気球体験を挟み、楽しんだ。疲れたらホテルに帰って、しばらくホテルのプールで過ごすのが日課になっていた。

アンコールワット
トンレサップ湖
気球体験

一人旅のお薦めは?

仕事もあり、日程が限られるので、大まかな行き先だけ決めて出かけることが多い。

ホテルは、事前に予約していくこともあるが、行ってから探すことも。
一人なので、最低限の安全面を確保できればいいので、安宿中心。

一人旅のおすすめもやっぱり東南アジア。ただの東南アジア好きです。
東南アジアの喧騒、匂いが好き。果物も食事もとにかく美味しい。

2016.1 マレーシア(クアラルンプール、イポー)に訪れた時の美味しい食事

絵葉書

旅に出て、新しい街に行くと絵葉書を買って投函します。
一人旅の時は、残してきた家族に向けて、
家族旅行では、旅の思い出を綴って自分たち宛に送ります。
たまった絵葉書が、とても良い思い出です。

旅の思い出が詰まった絵葉書

ラスベガスとレンタカー1500kmの旅

2013.12.31〜2014.1.13

家族4人でラスベガスのホテルを楽しみ レンタカーでルート66から
セドナグランドキャニオンモニュメントバレー
アッパーアンテロープとロウアーアンテロープ そしてホースシューベントを観光。
帰りは、ザイオン国立公園を抜けてラスベガスへ戻る1500kmのドライブの旅

大晦日に東京に入り、除夜の鐘を聴きながらの移動。元旦の23:00過ぎに羽田空港を発ち、ロスアンジェルス経由でラスベガスへ。時差の関係で、元旦の夕方にロス着。ANAとコードシェア便のユナイテッド航空でラスベガスへ。ホテル着は、翌2日になったばかりの夜中1:00。とても長い元旦になった。

Las Vegas ラスベガス
ラスベガスのホテルは、まるで遊園地。サーカス・サーカスを皮切りに4つのホテルを泊まりあるく。ホテルのショーや食べ歩き、街中やアウトレットモール、ダウンタウンまで足を伸ばしての散策と飽きることがない。子ども連れなのでギャンブルはかなり抑えて、夜に少しだけブラックジャックを楽しむ。
24Hビュッフェチケットを購入し、プラネットハリウッド、Paris、リオ、フラミンゴと4ヶ所のホテルでビュッフェを楽しむ。一番のおすすめはリオのワールドビュッフェ。品数も多く、とてもおいしい。
ファーストフードのおすすめはネイサンズのオリジナルステーキサンド。

カジノ前のダンサー

サーカス・サーカス
旅の初めのホテルなので、子ども連れで楽しめるところと思いここに3泊。
ホテルの中で、10分ほどのちょっとしたサーカスを楽しめる。中心部からは少し離れているので、バスの3日間フリーパスを購入し、街とホテルの散策。どのホテルもそれぞれ特徴があり、楽しめる上にショーも見ることができる。街全体が遊園地のようだ。

ベラッジオ
この旅行で泊まったラスベガスのホテルでは最高。街の中心にあり、ホテル内でシルクドソレイユのショーを楽しめ、外の噴水ショーも素晴らしい。ラスベガスが舞台の映画では必ず出てくるショーだ。シルクドソレイユは宿泊者に優先でセンター席が割り当てられるようだが、それでもなかなか取れない。今回はMUFGプラチナカードのコンシェルジュサービスを利用し、センター席を確保してもらい、ホテルでのチケットの受け取り。ショーは圧巻。

ベラッジオ 噴水

エクスカリバー
翌日の朝早くにレンタカーを借りて出かけるので、事前にレンタカーを予約してハーツに近く、値段の安いエクスカリバーに宿を移す。このホテルの外観は、中世のお城。街から少し空港寄りのホテルなので、この界隈ルクソールやマンダリンなどのホテルを散策。

ニューヨーク・ニューヨーク
ドライブでの旅行を終え、夜遅くにチェックイン。レンタカーのハーツに近く、ちょっとおしゃれなこのホテルで旅行のラストを締めくくる。2泊目の夜中2:00にチェックアウトし、空港へ。

ルート66

ルート66

憧れのルート66にでるまでに一苦労。レンタカーに日本語ナビをつけておいてもらったが、立体交差も多く、道が入り組んでいて、ラスベガスの街から出るのがかなり大変だった。慣れない右側運転は、かなり緊張。対向車もないところでは、ややもすると左側に寄ってしまいそうになる。

キングマンで地図をもらい、セリングマンへ。プレスリーやカーズのライトニングがお出迎え。ギフトショップで記念グッズも購入し、ドライブを存分に楽しんだ。ルート66を走ったという満足感。

セドナ

パワー充電中

夕日を見たかったが、道に迷ったために間に合わず。

宿泊は、エクスペディアで予約したBest Western Plus Inn of Sedona ドラマで見るような、部屋の前に車を停めておくモーテル。日本では見ないスタイルなので、嬉しくなる。

セドナはウォルト・ディズニーも愛したパワースポット。エアポートメサにパワーをもらいに行く。美しい景色を眺めながらトレッキング。

グランドキャニオン

エルトバ ホテル
予約は www.grandcanyonlodges.com
El Tover

El Tover Hotel エルトバ ホテル
グランドキャニオン国立公園内サウスリムにある老舗ホテルです。なんとか泊まりたいと思い、直接ホームページから予約。運良く空きがあり泊まることができた。さすがに渓谷が見えるスィートは無理でしたが、これだけでもかなり幸運。ロッジ風の落ち着いた古きアメリカを思わせるホテルで優雅に過ごすことができました。夕食時にレストランが貸切パーティーだったため利用できなかったのが、とても残念でした。

グランドキャニオン  日本では見ることができない壮大な景色

早朝に散歩し、グランドキャニオンの朝日を拝む。ホテルに戻り、少しゆっくりしてからモニュメントバレーに向けて出発。公園内の老舗高級ホテルに泊まることができたのは、本当に幸運でした。

モニュメントバレー

The View Hotel ビュー・ホテル
モニュメントバレー内にある唯一のホテル。グランドキャニオンのエルトバホテルに続き、このビューホテルもホームページから直接予約。この2件のホテルの予約が取れただけでもこの旅行は、大成功。ホテルの部屋からアメリカの原風景とも言えるモニュメントバレーの夕日や朝日までゆっくり食事をしながら見ることができた。朝食なしだと思っていたのに、朝食がついてきて二重に嬉しかった。

モニュメントバレー Monument Valley Navajo Tribal Park は、「駅馬車」など大好きな西部劇の舞台で、憧れの場所。バレードライブツアーに参加。貸切の車でバレー内をまわってもらう。ゆっくり時間をとってくれ、野生の馬とも遭遇し、子どもたちもはしゃいでいた。他の観光客と会うこともなく、まるで荒野を貸切っているようで西部劇の世界を堪能。

ビューホテルから
モニュメントバレー 野生の馬

アンテロープキャニオン

アッパーアンテロープ
ジープで入口まで連れていってもらい、ガイド付きで8人ほどが一緒にまわる。中は思ったより広く、差し込む光でかなり幻想的。ガイドが写真スポットで写真を撮ってくれた。

アッパーアンテロープ

ロウアーアンテロープ
アッパーアンテロープからダメもとでロウアーアンテロープに向かう。運良く次のツアーに空きがあり、参加できることになる。30分ほど待ち時間があったので、途中で買っておいたパンとバナナで軽く昼食をとり、ツアーに参加。受付からガイドに連れられて歩いていく。急な階段を降りていくと細い通路が続いている。流れるような層は同じだが、アッパーに比べるとずいぶん道は細く、人一人がギリギリ通れるようなところも多い。

ロウアーアンテロープ

ホースシューベント
地図を見ながらなんとかたどり着く。駐車場から15分ほど砂地を歩くとダイナミックな風景が現れる。コロラド川が馬蹄型の急カーブを描いているので名付けられたようだ。300mもの断崖だが、柵の類は一切ない。子どもたちが覗きに行こうとするので、必死で止める。さすがアメリカ。何かあっても自己責任。下の写真が、精一杯頑張って前に出て撮った写真。

ホースシューベント

日が暮れ、暗くなった中をラスベガスに向かって車を走らせる。ルート89を通り、ザイオン国立公園を抜けるときには、もう真っ暗。漆黒の闇で他の車もなく、ナビだけを信じて車を走らせる。ほとんど何も目えず、ヘッドライトが照らす少し前の道路が見えるだけだ。道から少し離れた斜面に、動物の目のような光が無数に見え、こんなところで車が止まったらと思うと、生きた心地もしない。ヘアピンカーブやトンネルも多く、本当にラスベガスに向かっているのか心配になってきた時に、カーナビが突然、「道が違います。Uターンしてください。」とほざいたが、無視。もう己を信じて走るのみ。遠くの方に街の明かりが見えてきた時は、心底ほっとした。

旅の最後は、ニューヨークニューヨークに泊まり、土産を買ってゆっくり過ごす。アメリカでは、ファーストフードがどうしても多くなるので、あっさりした和食が恋しくなる。

ヨーロッパ列車の旅

  スイス⇨イタリア⇨フランス
          1986.11〜1987.1

 『人々の生活の場や街の空気に触れ、人生や生活を想起させるような一瞬を切りとった写真が撮りたい。』そう思って出かけたヨーロッパ鉄道旅行。フランスの写真家 ロベール・ドアノー(Robert Doisneau)やジャン・フランソワ ジョンベル(Jean Francois Jonvelle) に憧れ、パリの空気を感じたくて、クリスマスイブまでにはパリに入り、パリで年越しをする予定。ディパックと NIKON FE2をぶら下げ、気が向いたところをまわる気ままな旅。スイスに降り立ち、チューリッヒからスタート。スイス・イタリア・フランスと約20都市をまわり、携えたフィルム30本で切りとった旅の記録。

  写真へ移動  スイス  イタリア  フランス

 ユーレールパスは、鉄道が乗り放題なので気軽に移動することができ、新しい街につけば、まずホテル探し。ホテル代節約のために夜行列車を利用することも。

 この旅で「自分で考え、行動すること」の大切さを学び、冷えていないコーラやオランジーナをあたりまえと思えるようになり、アン王女は後ろに乗せることができなかったもののベスパで『ローマの休日』を味わった。

スイス

チューリッヒ
チューリッヒ
チューリッヒ
ルツェルン
ルツェルン
ルツェルン
ルツェルン
ベルン
ベルン
ベルン
ベルン
モントルー(シオン城)
モントルー(シオン城)
ニヨン
ローザンヌ
ローザンヌ
ジュネーブ
ジュネーブ
ジュネーブ
ジュネーブ

イタリア

ヴェネチア
ヴェネチア
ヴェネチア
ヴェネチア
ヴェネチア
ローマ
ローマ
ローマ ベスパ
ローマ
ローマ
ローマ
ローマ
ローマ

ヴァチカン

ヴァチカン
ヴァチカン
ヴァチカン
ヴァチカン
フィレンツェ
フィレンツェ
ピサ
ヴェローナ
ヴェローナ
ヴェローナ
ヴェローナ
ミラノ
ミラノ
ミラノ
ミラノ

フランス

ニース
ニース
カンヌ
マルセイユ
マルセイユ
マルセイユ
マルセイユ
マルセイユ
アルル
カルカソンヌ
カルカソンヌ
ルールド

Paris

Roma, ITALY

Roma & Vatican & Tivoli

 8月初旬にSkyticketでルフトハンザ航空フランクフルト経由ローマ行きを予約。合わせてエクスペディアでテルミニ駅にほど近いHotel Mondialを7泊で予約。大晦日元旦を挟むため金額はかなり高め。12月27日から1月3日までの8日間、今回は子どもたちを連れての旅行。30年ぶりのローマ、子どもたちと一緒なのでローマ市内と近郊のティボリをゆっくり散策することにする。到着翌日、テルミニ駅で2カ所の見学が付いた地下鉄バス乗り放題のローマパスを購入。観光地はどこも混んでいたので、ローマパスは大正解。特にコロッセオの周りは、人で溢れていて歩くのもままならない。今回のメインは、美味しいものを食べ、大晦日のカウントダウンと正月のバチカンでの法王のスピーチ。カウントダウンはホテルの人の勧めで、Circo Massimoへ行き、カウントダウンショーを見る。正月のバチカンは小雨が降る中、厳かな気分に浸る。翌日、電車と、バスを乗り継いでチボリへ。2つの世界遺産を堪能。ローマに比べ物価も安く、かなりお勧め。帰りのフランクフルトでのトランジットも楽しみのひとつで、初のドイツを短い時間でも味わえることと、空港内になるWarld Shopで事前にネット予約していたRIMOWA×Lufthansaのスーツケースを受け取ること。念願のルフトハンザコラボのRIMOWAのスーツケースを安価で手に入れることができました。
Roma, ITALY 2017.12.27〜2018.1.5
ビジネスクラスの食事

2017.2.27
 ANAの早朝便。関空乗り継ぎでフランクフルト経由ローマ行き。あいにくの天候で関空に遅れて到着したため、優先手荷物検査をさせてもらい最終搭乗案内の中なんとか間に合う、関空からはコードシェア便で憧れのルフトハンザ航空。しかも食事が足りなくなり、CAから「お客さま申し訳ありませんが、こちらのお食事で構いませんか?」とビジネスクラスの食事が。

HOTEL MODIAL

 予定より少し遅れてフランクフルトに到着し、イミグレはすんなり通れたが、身体検査でかなりに時間を要す。またもギリギリでローマ行きの便になんとか間に合う。ローマ・フィウミチーノ空港から列車でテルミニ駅へ。(列車代は1人14€)
 年末年始にかかるため、Expediaでかなり早めに予約しておいたテルミニ駅そばのHOTEL MONDIAL。3人一部屋で7泊。大晦日は他の日の2倍くらいのルームチャージでtotal 999€。2週間後にもう少し安いホテルがないかと探してみたら、このホテルも値段が3倍くらいに跳ね上がっていた。ローマの中心テルミニ駅に近いのでここに落ち着く。なかなか雰囲気のいい素敵なホテルだった。

2017.12.28
 ホテルで朝食をとり、テルミニ駅に行き2ヶ所の観光料無料+72時間バス地下鉄フリーパスの『ROMA PASS 72hours』を購入(38.5€)、子どもたちは見学料金がほとんどかからないので同じ72hoursのバス地下鉄フリーパスを購入(18€/人)。
(※現在はずいぶん金額も上がり、条件も変わってきているようです。)
30年前と違ってどこもかなりの人、特にコロッセオ界隈は歩くのも大変なほど。フリーパスはローマ観光の必需品のようだ。
 駅前から714番のバスに乗り、サン・カッリストのカタコンベ、サン・セバスティアーノ聖堂の見学。アッピア旧街道は狭くて車も飛ばしているので歩けない。バスで街に戻りコロッセオに行くが、行列がすごくて地下鉄でテルミニ駅に戻り、駅周辺を散策。夕食は『エスト!エスト!エスト!』でピッツァと鱈のフリット。絶品。

エスト!エスト!エスト!のピッツァ
鱈のフリット
72hours フリーパス

2017.12.29
 ローマパスを使い、コロッセオ、フォロ・ロマーノ見学。バチカン美術館のチケットは13:00だが、少し早めにメトロを乗り継いでヴァチカンへ。近くのマックで食事をするが、なんとオーダーが機械のため四苦八苦。

フォロ・ロマーノ
コロッセオ
ヴァチカン美術館のチケット

 バチカン美術館見学。バチカン美術館で並ぶのを避けるため、事前にインターネットでチケットを44€で購入済み。ガイド付きでまわると時間もかかりかなり疲れる。自分のペースでゆっくりまわるほうが良かった。子どもたちもかなり疲れていた。それでも、システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ大聖堂とまわり、屋上で絵葉書を購入し、投函。帰りはサン・ピエトロ広場からサンタンジュロ城(映画『ローマの休日』で大乱闘のあった船上ダンスパーティーは、このサンタンジュロ城前のテレヴェ川が舞台。)をまわってホテルに帰る。

ヴァチカン博物館
ヴァチカン美術館
サン・ピエトロ大聖堂
サン・ピエトロのピエタ

夕食はカルボナーラ発祥の地
 LA CARBONARA

予約は必須で、店はかなり混んでいる。

2017.12.30
 ホテルから歩いてトレヴィの泉に行き、近くのカフェでパンとカプチーノの少し遅めの朝食。今日はゆっくりぶらローマ。切り売りのピッツァやジェラードを楽しむ。文房具店『Via Campo Marzia』でイタリックのペン先の万年筆を購入。ローマ市内の石畳を歩いていると歴史を感じることができる。

2017.12.31
 ホテル近くのパン屋で朝食をとり、散歩しながらビザンティン美術の美しいモザイクが施されているサン・プラッセーデ教会をまわり真実の口へ。その足でマルタ騎士団の館に行き鍵穴からサン・ピエトロ大聖堂を覗く。ここが思ったより混んでいて、見るまでにずいぶん待つ羽目になった。昼食は肉やチーズが売っている店でキッシュのようなものを買って公園で食べる。現地の人間と思われたのか、公園の掃除をしていた兄ちゃんにイタリア語で話しかけられるが、英語もわかってもらえずコミュニケーションを取れず。残念。カラカラ浴場を見学し、ホテルに戻って夜のために昼寝。
 ホテルの方にカウントダウンはどこが良いか聞くと『街中は爆竹も投げつけられるので、結構危険だよ』と注意された上でチルコ・マッシモを薦められた。たくさんの人が押しかけてきており、大きなステージの上ではさまざまなショーが行われていた。0時に向けてカウントダウンが始まり、年が明けると大きな花火が何発も上がった。ここはどうやら危険度は低めのようだ。帰りは地下鉄も止まっていた上、道を間違えたためにコロッセオについた時はもうずいぶん静かだった。コロッセオは爆竹やビンの破片が散乱しており、ここはかなり危険だったようだ。まだ人は結構でているので、なるべく閑散としたところは通らないようにホテルに向かうが、帰り道で通りすがりの青年に爆竹を投げつけられた。確かにこれは危険だ。

ベーカリー「Panella」
サン・プラッセーデ教会
マルタ騎士団の館
チルコ・マッシモの花火
カウントダウンステージ チルコ・マッシモ

2018.1.1
 ホテルで遅めの朝食。12時からのフランシスコ法王のスピーチを聞くためにヴァチカンへ。窓から長い布が垂らされるまで、どの窓から法皇がスピーチされるか分からず、みんな右往左往している。小雨が降ったため傘をさす人もおり、なかなか良くは見えない。言葉もわからず意味は掴めなかったが、年の初めにありがたい話を聞けたかな。
 ROMA三越で、いつかは欲しいと思っていたオレンジ軸の美しい デルタ の万年筆ドルチェビータを購入。

法王のスピーチ
昼食のボリュームたっぷりハンバーガー
カフェでカプチーノ

2018.1.2
 テルミニ駅から地下鉄でポンテ・マンモーロ駅に行き、売店でパンを買い、バスを待つ間に食べる。Cotralの青いバスに乗りVilla Adrianoへ。子どもは無料なので見学料8€。不思議なことに入口を入ると猫が出迎えてくれて、私たちが見学している間ずっと離れずにまるで使徒のようについてくる。特に食べ物を持っているわけでもないのに少し離れても必ず追いかけてついてくるので、可愛くて子どもたちは連れて帰りたがったがそうもいかず、出口で別れる。

Villa Adriana
Villa d’Est
Villa d’Est
ティボリの街並み

 市バスでティボリの街に行き、露店で葡萄を買って食べながら街をぶらつく。Villa d’Estを見学したあと計り売りのピッツァで昼食。ローマに比べると物価はとても安い。街並みもとても美しくゆっくり散歩するにはとても良いところだった。

ジェズ教会

2018.1.3
 ホテルで朝食をとり、10時過ぎにチェックアウト。荷物を預けたまま1日に閉まっていて見ることができなかったフランシスコ・ザビエルの右腕が安置されているというイエズス会のジェズ教会を見学し、歩いてスペイン広場へ。広場前の格調あるカフェ・グレコで一休み。パンナコッタは絶品。もう一度ローマに来たら必ず食べに来たいと思った。
 ホテルに戻り荷物を持って、空港へ。ルフトハンザ航空で一路、フランクフルトへ。夜に到着なので空港直結のシェラトン フランクフルトエアポートホテル泊。

Cafe Greco
パンナコッタ

2018.1.4
 飛行機は17:50発 LH716便。時間があるのでSバーンと呼ばれる近距離用の列車で街に行ってフランクフルト観光。せっかくなので朝食は、ぜひ食べておきたかったソーセージ。街を散歩しながらショッピング。せっかくドイツに来たのだから文房具も外せない。文房具店でLAMY AL-Ster 2013限定のオールブラックを購入。文房具好きの息子も日本ではみないLAMYの30mlインクを購入。文房具好きにはドイツはとても楽しめる。次はトランジットではなくゆっくりみてまわりたいものだ。
 飛行機の時間も迫ってきたので、空港へ戻ろうと列車に乗るが、乗り間違えて辺鄙なところで降りることになる。しばらく列車が来なくて少々焦るが、なんとか予定の時間に空港に到着。少々慌てたのは、今回の旅行の隠されたメインであるRIMOWA×Lufthansaのスーツケース購入の時間確保のため。RIMOWAのルフトハンザ限定モデルは、フランクフルトかミュウヘンのWorled Shopでしか購入することができないため、事前にネットで注文し、空港でピックアップを予定していた。今回購入したのはSALEで格安の
RIMOWA Lufuthansa Aluminium Collection
Multiwheel Cabin Trolly and Multiwheel L Trolly with Electronic Tag
スーツケースを受け取りに行くと、マトリョーシカのように63LのL Trollyの中にCabin Trollyが入っていた。日本で買うよりずいぶん安い上に、税金の戻りもあり嬉しくなった。

ソーセージ屋
RIMOWA Cabin Trolly

2018.1.5
 無事、日本に帰国。今回も楽しく家族旅行を楽しむことができた。