おやじ通信 Vol.002 2023.2.9

『トラブル』を『ネコブル』に

2023年2月 トルコ地震の死者数が15000人を超えたというニュースが入ってきた。

災害はいつ起こるかわからない。災害時にどういう行動を取るかが重要だ。
日頃から、災害時の状況・時間・場所を具体的に想定し、イメージトレーニングをしておく必要がある。頭の中でイメージし、考えたことは、行動に反映される。

これは日常のトラブルのようなものにも同様で、日々、こんな時はどうする?どんな対応ができる?まずやらなければならないことはなんだ?と考え、イメージしてみる。それが頭の中に蓄えられていき、いざというときに『カン』として働く。『カン』は経験値だ。頭の中でいろんな経験を積むことで、頭は自然に最適解を見つけてくれる。そして、トラブルを回避、または『ネコブル』にしてくれる。

旅好きには、この『ネコブル』は悪くない。トラブルは困るが、ネコブルなら大歓迎である。旅の醍醐味の一つと言ってもいい。

『ネコブル』とは、トラブルほど大袈裟ではない、軽度なハプニングである。これのおかげで旅を思い出深い、楽しいものにしてくれる。

『マレー半島おちゃらか紀行』  若竹七海 他/著

避けきれない災難やトラブルもあるが、日頃の行動や考え方で回避できるものもある。常に危機管理意識を持つことが大切だ。

おやじ通信 Vol.001 2023.2.8

「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来」
「不動心」 松井秀喜/著 

この言葉は、心理学者エリック・バーン氏の言葉のようです。

「他人と過去は変えられないから仕方ないんだ」と言うよりは、

他人にこうして欲しいと望んでも他人を変えることはできない。自分を変えることで他人の反応も変わり、より良い方向に持っていくことができる。

未来も自分の考え方や取り組み方で変えていくことができる。自分の思い描く理想に近づいてくれば、自ずと過去のあり方、存在意義も変わってくると思う。

結果的に他人も過去も変わっていなくても、自分との関わりが変わってくるはず。だから、他人と過去は変えられずとも自分にとっての意義が大きく違ってくる。

まずは、自分ができることをやってみよう。