往路
11:50 羽田発シカゴ行き 全日空NH112便 ビジネスクラス。
今回は、娘の卒業式&シニアアワード授賞式への参加。
万一トラブルがあって遅れると困るので、前日に東京入り。
羽田空港から京急で大鳥居駅まで行き、HOTEL MONday 泊。夕食はホテルそばの『すき家』で牛丼。
空港までのシャトルバスは予約制。朝7:00発に予約をいれる。
ホテルの朝食弁当を部屋でいただき、シャトルバスで空港へ。
レートが少し下がっていたので、念のために羽田空港で約2万円分両替しておく。
¥19,895 → USD126 レートは、157.89 と高いが、最近では比較的マシなレートだ。
荷物を預け、専用レーン(世界の150ヶ所以上の空港で利用できるスターアライアンス ゴールドトラック)で、スムーズにセキュリティを通過。
ANAラウンジで、出発時間までくつろぐ。機乗してからの食事が楽しみだったので、サラダとサンドイッチで軽く昼食。
機種は、ボーイング777-300ER ビジネスシートが新しくなった『新212席 THE Room』で、ビジネスが64席も設置されている。当初6列目の座席指定をしていたが、機種変更により、14列目に。前向きの席と後ろ向きの席をくっつけることで、スペースを上手く利用している。奇数列だと後ろ向きになってしまうため少々後列になっても、偶数席でリクエストする。
ボーイング777-300ER 新212席 THE Room は、素晴らしく快適。公式ホームページにリンクを貼っておきますので、詳細は公式ホームページでどうぞ。
復路は、ボーイング777-300ER 新212席 THE Suite
往路の食事は、機乗間もなくの昼食とシカゴ時間での朝食の2回。それ以外にも好きなときにラーメンやサンドイッチ・フルーツ等のリクエストができる。
アミューズ
ANAオリジナルスティック、ムール貝のマリネ。ドリンクは、ペリエ。
昼食は、洋食にし、
メインディッシュに牛フィレ肉のステーキ
デザートは、ムース オ フレーズ をリクエスト。
着いてから車の運転があるので、映画もアルコールも控えめにして、できるだけ眠るように心がける。
映画は、国内線の続きの『アメリカン・フィクション』、そのあとに『マーマレード』『アイアンクロー』の計3本。
朝食もあるので、途中食は食べたいものもたくさんあったが、控えておいた。
朝食は、コンチネンタルにしたが、
ハム・チーズとパンにコーヒー。
思ったより軽めだったので、これだったら途中食を食べておいても良かったかなと少し後悔。
フルフラットにもなり、かなり寛げる。
とても快適な空の旅だった。
1日目
シカゴ着8:30 同時刻の到着便もなかったようで、入国審査までスムーズに運ぶ。
荷物を受け取り、到着したターミナル5からターミナル間移動電車ATSでレンタカーを借りるMMF駅へ移動。
機内で差し替えたSIMは、問題なく使えた。
事前にアマゾンで購入しておいた、アメリカ10日間のT-Mobile高速データ無制限使い放題の物理SIM。通話も付いているが、多分使うことはないだろう。
Hertzで事前にレンタカーを予約していたが、利用方法がよくわからなかったので、受付に並び順番を待つ。順番が回ってきて、事前予約番号をいうと、書類を渡され、ゴールドメンバーなので車までいけと言われる。
どうやら、駐車場のところにゴールドメンバー用の受付デスクがあったようだ。
掲示板に名前と借りる車の駐車場番号が表示されていた。
名前の横に書いてある番号の駐車場に行くと車にキーも付いており、そのまま乗っていくシステムのようだ。
車は、シボレー・コロラド という3.6L V6 のピックアップトラック。テキサスナンバーだった。乗り心地はなかなか快適。
スーツケース4個をなんとか後部座席に詰め込み、駐車場から出ようとするが、かなりの渋滞。
駐車場出口で、免許証と書類で間違いがないかチェックしているようだ。
11:00頃に駐車場を出て、iPhoneのマップで宿泊予定のホテルを目的地に設定し、走り出す。
目的地グランドラピッズまでフリーウェイを走行するのだが、とにかく車線がたくさんあり、枝分かれが多い上に車のスピードが速い。iPhoneのマップを凝視する妻の指示でなんとか大都市シカゴを通り抜けることができた。
道がわからないのとスピード違反で捕まりたくないので、かなり気をつけて走っていたが、枝分かれが多く、6車線ほどの道で中央線よりの車線を走っていると白い車に後から煽られた。やだなぁと思って道をあけると抜いていった車の横には『POLICE』と書かれていた。最低制限速度違反だったのか?
でかい車がビュンビュン走っているだけで、景色に代わり映えもせず、米国に来た感が出てこないので、3時間ほど走ったあとサウスヘブンでフリーウェイを降りる。
車を道端に寄せ、ようやくしばしの休憩。もってきたパンで軽く昼食をとる。
農道のような信号の殆どない道を通り、整備された庭に平屋のきれいな家が並ぶホーランドの街を抜けてグランドラピッズへ。
シカゴとは1時間の時差があり、16時半過ぎにホテルフェアフィールド・イン・グランドラピッズに到着する。
ホテルにチェックインを済ませた後、寮まで娘を迎えに行き、一緒にホテルに戻ってくる。今晩は、娘もホテル泊。
夕食は、持参したカップ麺で軽く済ます。
疲れのため早めに眠りにつくが、時差ボケで2時間も経たずに起きてしまう。
2日目
ホテルのロビー横のダイニングに簡単な朝食を食べに行く。
スクランブルエッグとハンバーグ、ソーセージ、パンに飲み物やヨーグルトが用意されている。自分でワッフルを焼ける機械もあり、出来立てのワッフルも楽しめる。
ホットミールは少ないが、いろいろな種類のものがおいてあり結構楽しい。
今朝のメニューは、食パンを焼いてターキーハンバーグとスクランブルエッグを挟んでサンドイッチにし、ヨーグルト、チョコレートミルク、オレンジジュース、焼き立てのワッフルにコーヒー。
まだ寝ている妻を置いて、娘と近くのReeds Lake の John Collins Park に車で散策に出かける。
街は整然としていて、手入れが行き届きとてもきれいだ。治安の良い高級住宅地といったところか。
午前中に娘の寮に空のスーツケースを運ぶ。そのまま、構内を案内してもらって散歩。ハリーポッターのホグワーツを思わせるような、レンガ造りの校舎や森のような庭があり、とても良い環境だ。
午後からホテルに戻り、部屋でご飯・味噌汁・佃煮で軽く昼食をとり、仮眠。夕方のパーティーに備える。
スーツに身を包み、着物の妻をエスコートし、再び娘の学校に。シニアアワード授賞式なので受賞者とその家族2人までが招待されている。
会場には、軽い食べ物とレモネードなどの飲物が用意されていた。
最前列のテーブルに案内され、教授と他の受賞者とその家族と同席する。
式典が始まるまでは、飲み物や軽い食事片手に談笑。
式典では、受賞者がメンターと一緒に壇上に呼ばれ、簡単な紹介のあと、メンターよりメダルが授与される。
式典終了後、ホテルに戻って眠るが、相変わらず時差ボケのため2時間も経たずに目が醒めてしまう。にも関わらず、とにかく眠い。
3日目
きちんとした料理があるわけではないが、たくさん種類があって、ちょっと楽しみな朝食。
眠れないので、6時に朝食を食べに行くと、今日は土曜なので7時からだった。仕方なく、コーヒーだけもらって、それをもって散歩に出かける。
ジュースサーバーのオレンジジュースが壊れていたので、クランベリージュースにする。マフィンをトースターで焼いて、ハンバーグ状のソーセージを挟み食べる。続いて、冷蔵庫にあったハンバーガーを電子レンジでチンして食べる。昨日に続き、ワッフルを焼いていたが、少し離れているうちに、野球のユニフォームを着た女子高生たちが詰めかけてきて、焼いていたワッフルも奪われてしまった。仕方なく、コーヒーと一緒にパンを一つもらって、部屋にもっていく。
しばらく部屋で休んでから、ロビーのトイレに寄りがてらコーヒーを貰って、エレベーターを待っていると、清掃のおばちゃんが背後から「Your body perfume is so good!」と話しかけてきた。ん、トイレの芳香剤か?
少し早めに娘のところに行き、妻が卒業式のアカデミックガウンを着る手伝いを娘と同室の友人にしている間に、娘が作っていたおにぎりで軽く昼食。
少し早めに会場に行ったが、すでに列ができていた。外でしばらく待った後、入場。卒業生の席の両サイドに保護者用の席が用意してあるのだが、どのあたりが良いかわからず、適当に見やすそうなところを陣取る。競技場の観客席のように段々になっており、かなり狭い。大きい体のアメリカの人はかなり窮屈そうだ。
前列には、家族で陣取っているラテン系の陽気な家族、隣はメキシコ系の夫婦。なんと、隣の夫婦は、娘の友人のフィアンセの両親だった。
先生方もガウンに身を包み、厳かな雰囲気だ。
式は2時間ほどで、数人のスピーチのあと、一人ひとりに証書が手渡された。その後、恒例の帽子を投げ上げるハット・トスと思いきや帽子は2つくらいしか飛ばなかった。後で娘から言われて知ったのだが、証書授与のあと帽子についているタッセルを右側から左側に移すのが大切な事だったらしい。終始、ビデオを回していたのだが、そんなことは知らなかったため、話をしている学長にビデオを向け、卒業したという意味のタッセルの位置を変えるという娘のいちばん大事な瞬間を画面から外してしまっていた。
ハット・トスはアナポリス海軍士官学校で行われていたのが発祥らしい。海外の映画やドラマを見ていると、卒業式には必ず行われるものだと思いこんでいたが、そうでもないようだ。
式後は、友人の家族やお世話になった先生方と写真を撮ったり別れを惜しんだりと時間が過ぎていく。
落ち着いてから、卒業祝いに近くのアイスクリーム屋でアイス。
娘は、同室の友人と部屋の掃除をしながらワインを飲むと言っていたので、寮に送り、ホテルに戻って眠る。が、やはり2時間もしないうちに起きてしまう。時差ボケで眠い。
夜、娘からラインが有り、オーロラが出ているとのこと。早速外に出てみてみる。どうやら世界中でオーロラが見えていたらしい。
4日目
ちょっと楽しみな朝食、少しゆっくり目に食べに行くと、今日はサッカーの小学生たちが溢れていて、食べるものは殆ど残っていないような状態だった。2つしかないホットミールの鍋は、すでに撤去されていて、パンやヨーグルトもわずかに残っているのみ。補充も間に合わないようで、期待は薄い。パンとワッフルの生地を絞り出して焼いてなんとか朝食をとる。
昼には、寮を開けることになっているので午前中に娘のところに行き、ゴミを捨て、ピックアップトラックにスーツケースを載せ、友人の家族と別れシカゴに向けて出発。
復路は、景色を楽しみたかったので、フリーウェイを避けてゆっくり向かう。
昼食にミシガン州のハンバーガーショップ『Culver’s』でセットを買って、駐車場の車で食べる。店で食べたかったが、荷台にむき出しでスーツケースを4つ自転車のワイヤーでロックしているだけなので、盗難が心配なため、車から離れることができなかった。
ミシガン湖の周りを時計回りにぐるっと廻るので、見晴らしの良いところでは、右側にミシガン湖が見えとてもきれいだ。のどかで広々とした街並みは、整備されており北海道にとてもよく似ている。
シカゴに近づいてくると摩天楼が見え始め、都会的になってくる。
ダウンタウンのホテルにチェックインし、荷物をおろし、妻をホテルにおいて娘と空港まで車を返しに行く。
空港からは、ブルーラインでダウンタウンまで。所要45分くらい。片道$5 で1日券も$5だったので、1日券を購入。24時間乗り放題とのこと。
ホテルは2人で部屋を取っていたが、娘が一緒にシカゴまで来れるようになったので、一人増えることをホテルに連絡すると、『当日話せ』と言われる。まぁ1部屋のルームチャージなので一人増えようが関係ないようだ。当日、部屋に入るときに清掃の方から余分にタオルを貰って終わりだった。
夜、ホテルの近所に散歩に出かけたが、特に治安が悪そうな様子もなかった。ただし、あまり遅い時間の外出は避けたほうが良さそうだ。夜、部屋にいると結構パトカーのサイレンが聞こえていた。
夕食は疲れていたので、部屋でご飯と味噌汁ですます。
5日目
当初、シカゴパスを買って観光でもと思っていたが、パスを消化するために忙しく回るのも何だなぁと思い、適当にブラブラすることにする。
とりあえずは、ホテルそばの公園を通って北上し、美術館の前を通り、ミレニアムパークにモニュメント『豆』を見に行くが、工事中で、柵の隙間からしか見れなかった。
世界で3番目というスターバックス・リワードで小休止。早い時間だったのでまだあまり混み合っていなかった。
昼食に、これは外せないシカゴピザを有名な『PIZZERIA UNO」で食べる。外の席が空いていたので案内してもらった。できるまでに40分はかかるとのこと。傘があったが、そこから外れると鳥の糞の攻撃にあうので注意が必要だ。
3人だったら、サイズは何がいいか聞くとMでも大丈夫と言われるが、Sにしておく。1枚を4つに切ってあったが、一切れくらいで十分な量だった。1ピースは持ち帰り。ちょっと下地がサクサクし過ぎでピザっぽくないと思ったが、持ち帰ったピザが時間が経って生地がしっとりしていて美味かった。
さらに、ウインドーショッピングをしながら北上。ネイビー・ピアまで歩く。雨が降ってきたので、その間、ネイビー・ピアで座って休憩。夜景が見える時間までは体力が持ちそうにないので、雨が小雨になったのを見計らって、遊歩道を歩いてホテルに戻る。
シカゴの街は、シカゴ大火で再整備され建築物が建造されていったようだ。素晴らしい建造物が立ち並び、街のあちこちにペイントが施されている。
アフリカ系のアメリカ人が多く、アジア系を見ることは稀だった。
夕食に、キューバサンドを食べに行く。キューバコーラとサンドイッチ、ビーンスープでなかなかうまい。
6日目
朝、40分ほど一人でホテルの周りを散歩。
娘はシカゴ近郊の街に友人と昼食のために出かけたので、妻とCTSの24Hチケットを購入。これで一日、地下鉄やバスに乗り放題。
まずは昼食を食べに、アメリカらしい『ワイルドベリーパンケーキ」へ。ネットでは、かなり混んでいて入るまでにずいぶん待たされるというようなことが書いてあったが、幸い、混んではいたが、すんなり席に案内された。
エッグベネディクト、チョコバナナパンケーキ、ベリージュースとアメリカンコーヒーを注文。コーヒーはでかいカップで、しかも飲み放題。
近くのモールを見たあと、バスでGreekTownへ。
ギリシャ人街というよりは、ギリシャ料理店が数点並んでいるだけだった。
ウォルグリーンという薬局で、配れそうなお菓子を土産に購入。
一旦ホテルの戻り、戻ってきた娘と待ち合わせて、予約していたギャングスター&ゴーストツアーの待ち合わせ場所に向かう。
ギャングスター&ゴーストツアーは、ノースループから歩いてホテル近くに戻ってくるツアーで結構評判が良かったが、いかんせん英語がわからないと面白さは1/10といったところか。ツアーガイドの説明が終わったあとで、娘に「で、なんて言ってたの?」と確認しながらだ。夕方18:00からのツアーだったので、ずいぶん冷えてきて、最後はカッパまで出して着ることになってしまった。その中で、終始Tシャツでいたゴツいアメリカ人がいた。
ツアーのあと、途中で見つけた『MILLER’S PUB』によって念願のファーストフードじゃないハンバーガーを食べる。3人で1個注文し、それぞれビールを頼んだ。ちょうどいい量だった。
7日目
シカゴ美術館に行きたかったが、あいにく休館日で見ることができなかった。
妻は明日の便で帰国するので、重いスーツケースを運ばなければならないため事前にコースの確認がてら散歩。ホテルからBlueLineの駅までの道と、エレベーターの確認を終え、国立図書館による。評判通り、最上階の中庭が素晴らしい。
一日たっぷり時間があったので、ループをウィンドウショッピングして回る。なかなか楽しいところだ。妻や娘とは見るところが違うので、集合場所と時間を決めて別々に回る。
疲れたので、Stan’s Donuts でドーナツとコーヒーで休憩。
昼食は、River North のハードロック・カフェそばのPotillo’s でホットドッグ。やっとシカゴドックにありつけた。これでシカゴピザ・パブのハンバーガーにシカゴドックと食べなきゃリストは制覇。
TRADER JOE’S で土産物を買い込み、CaramelCrisp でポップコーンを買い、妻も娘もご満悦。
夜は、メキシカンパブ Roti で Corona 飲みながらタコス。
帰り道、シカゴの夜景を街中から楽しむ。遠景の夜景もきれいだと思うが、街中からも素晴らしい。
8日目
ホテルをチェックアウトし、妻の荷物以外を預かってもらう。
妻は自分の荷物と娘の引っ越し用にスーツケース1個あるので、3人でスーツケースを引きずりながら空港へ向かう。事前に BlueLine の駅に行くまでをチェックしておいたが、エレベーターがつながっておらず、かなり苦労した。自分たちの荷物を預けておいてよかった。
空港で妻と別れ、娘と再びシカゴの街中に戻ってくる。妻の復路はビジネスクラス。ポラリスラウンジを楽しんでいるようだ。
ホテルに戻り、ロビーで昨日の残りのタコスを食べ、少し物足りなかったので、Navy Pear そばの Whole Foods Market でカリフォルニアロールと量り売りの惣菜を買って店内で食べる。ホテルに戻る途中、近くにあるバッキンガム噴水がなかなかいいらしいというので、よって一休み。
ホテルに戻り、大きなスーツケース3個と本の詰まった重いスーツケースを持って空港へ向かう。今晩のホテルは空港そばで、空港からピックアップしてくれるので、とりあえずシカゴオヘア空港へ。
せっかく空港に来たので、荷物の重さを計ってみる。重さの表記は(lb)ポンド。若干、重量超えのがあるので、荷物の入れ替えをしなければ。一番重いので 70.5 lb。 kg に換算すると32kg くらいだ。かなり重い。
ピックアップのバスがなかなか見つからず、かなり待つことになったが、無事にホテルにチュックイン。
重い荷物を引きずって、結構疲れたが、夕食のこともあり、部屋にこもっていても仕方ないので、アウトレットに行こうとバスを待つが、予定の時間にバスが来なくてほぼ30分バス停で待つ。
ようやく来たバスに乗り込むが、バスの中は若干治安が悪そうだ。空港の近くは結構治安が悪いと聞いていたが、バスに乗ってみると実感。これは遅い時間にならないように気をつけなければ。
アウトレットの閉店まで1時間くらいしかなく、慌てて見て回るがなかなかいいところだ。かなり安くなっているものもある。
閉店間際にぎりぎり空いていたピザ屋でピザを買って、外に出るが、バスがいった直後だった。仕方なく、娘がウーバーを頼み、それでホテルまで送ってもらう。ウーバーというのはよくできたシステムだ。日本にもあればいいのにと感心してしまった。
9日目
娘はカナダの知人宅に寄って帰国するので、今日の昼過ぎの便のため、娘と別れて、先にバスで空港へ向かう。RIMOWAの92Lプルタブの大きなスーツケース2個と本の詰まった機内持ち込みサイズのスワニー、それとトートーバッグ。タオルをRIMOWAの持ち手に引っ掛けて2個同時に引っ張っていき、スワニーの上にトートーバッグを乗せる。
ファーストクラスなので、荷物の容量も個数も十分。
チェックインし、荷物を預け、優先レーンで検査を受け、意気揚々とポラリスラウンジへ。
評判の高いポラリスラウンジ。素晴らしい。早速席に荷物を置き、ビュッフェコーナーでフルーツ、オレンジジュースと軽食。
奥にレストランコーナーを見つけ、行くがメニューがとても分かりづらい。ハンバーガーが有名で食べたかったが、まだランチの時間でないので食べることができず。
このあとの、ファーストクラスの食事もあるので ブルーベリーのヨーグルトだけにする。
復路
初搭乗 ボーイング777-300ER 新212席 THE Suite ファーストクラス
食前酒にポートワインを注文。メニューには珍しそうなワインのように書いてあったのでつい頼んでしまったが、あとで調べてみるとポートワインは食後に飲むのが良いように書いてあった。普段、アルコールを飲まないからなぁ。
別に好きなお酒を飲めばいいのに、コースのどこでどんなお酒を飲めばスマートなのかを気にしてしまうところが小市民。今度があれば食前酒はシャンパンかな。
お待ちかねのランチ 残念ながらメニューを記録し忘れてしまった。
まずはアミューズ
洋食
アペタイザー
サラダ スープ
メインディッシュ
デザート
飛行機の中で、フルコースの美味しい料理を頂いた。お腹いっぱいでかなりきつい。食べたいものはいろいろあるが、厳選して途中食を選ぶ。
途中食に
とんこつラーメン、フルーツ、ハンバーガーをお願いした。
ファーストクラスは、素晴らしいが、食事に合わせて何を飲めばいいか悩むし、広すぎて食事中にテレビを止めようと思っても画面に届かないし、トイレで席を外すと、戻ってくるとシーツ類がきれいにしてあったりと小市民には、あずましくない。
ちょっと悲しいが、我が身には、分不相応といったところか。
飛行機に乗りながら、体を伸ばせて眠れるというのは疲れを取るにはとてもいいのだが。
降機時にCAから、「いかがでしたか?」と聞かれ、「とても素敵なサービスで感激しました。ただ、シートが広すぎてちょっと落ち着かなかったです。」と洩らしてしまった。
初のファーストクラス。マイルのおかげで良い人生経験をさせてもらった。