支笏湖の夏の風物詩 チップ(ヒメマス)を食べに行きました。
例年、バイクで行っていましたが、今年は家族を連れて車ででかけました。
周囲42キロ、深さ360メートルの日本最北の不凍湖として知られている支笏湖。
プランクトンの発生も少ないことから透明度は非常に高く、美しい湖です。
この美しい湖に生息するヒメマスは、アイヌ語で「チップ」と呼ばれるサケ科の淡水魚です。美しいピンク色の身をしており、年間を通じて低い支笏湖の水温が豊かな脂と引き締まった身を育み、とても美味です。
この支笏北岸幌美内(ポロピナイ)にあるポロピナイ食堂は、チップ漁師の直営店だそうで、リーズナブルにチップを提供してくれます。
チップ釣りは、6月1日に解禁となり、この日から産卵時期までの3ヶ月間のみ食すことができます。6月最初の日曜日に、前日天気がかなり荒れていたこともあり、電話でチップがあることを確認してでかけました。
いつもの「チップ定食」に加え、「チップづくし」を注文してみました。
チップの刺し身と握り寿司は初めてです。トロのような食感で口の中でとろけるようです。味もしっかりあり、美味い。小鉢のマリネもなかなか美味いですが、チップはやはり姿焼き(塩焼き)とフライですね。あえて注文をつけるとすれば、姿焼き(塩焼き)の内蔵がきれいに取り除かれていること。内蔵を残しておいてほしかったかな。
今度は釣りも体験してみたいと思います。自分で釣ったチップは、さぞ美味しいでしょう。