2012.Oct
1日目
6:48発の快速エアーポートで札幌から新千歳空港へ。
GATE OPENが8:00だったため、15分ほどゲート前で待つことになる。9:00発の大韓航空で予定通りのフライト。韓国仁川空港到着は12:00。
17:05の台湾桃園行きのフライトまで結構時間があったが、プライオリティパスを使い、ラウンジでゆっくり過ごす。なかなか良いラウンジで中で食事もとることができて助かった。
18:35に予定通り桃園に到着。空港で2万円を台湾元に交換。7322元になった。市内へ行くバスを探し、バスに乗って台北駅へ。1時間ほどで台北駅へ。
台北駅は広く、バスの降車場所からMRTの乗り場を探すのに手間取って20分ほど要した。結構大きな建物で地下もあり、なかなか分かりづらい。度々MRTを乗ることになるので、遊々カードを500元で購入。MRTに乗り西門へ。
地図を見ながら予約していたホテルには20:40頃到着。繁華街の中にあるのでなかなかにぎやかだ。ロビーのコーヒーが無料なのはうれしい。
夜、ぷらぷらと街中を歩いてみる。都会だが、どぶのような臭いもし、少々中途半端な感じだ。ホテルではWi-fiにつながったが、Skypeが送信できなかった。これじゃダイレクトに家には連絡はとれないな。
2日目
やはりSkypeは使えず、Gmailで到着の連絡をする。
ホテルで提供されていた簡単な朝食をとり、MRTで北投温泉(べいとうおんせん)へ向かう。少々込み合っていて、入場まで少々待たされる。40元の入浴料を払い、段々畑のような露天風呂へ。簡易脱衣所兼シャワー室のようなところで水着に着替え温泉に入るが、フィリピンで買ったパンツのような赤い水着だったため、パンツと間違われ追い出されそうになる。ポケットが付いていたので、それをアピールしなんとか難を逃れる。
MRTの乗り関渡(かんと)で降り、関渡宮を観光。関渡の駅そばで、気になっていたタピオカ入りミルクティーを購入。太いストローでもつかえそうなくらいの大きいタピオカが入っており、結構おいしい。飲みながら街を歩く。
昼食に地元の人たちで結構込み合っていた店で牛肉水餃子を食べる。食べ方もよくわからず地元の人たちの見よう見まねで調味料等を持ってきて食べた。結構おいしかった。
再びMRTに乗り、淡水へ。河口の町で夕暮れがきれいらしい。老街を歩き、船で対岸の八里に渡るが、特に何もなかったので、早々に引き返す。淡水の屋台で鉄蛋(てったん:煮込んで硬くなったうずら等の卵)の試食や臭豆腐・杏仁豆腐等を食べる。特に杏仁豆腐がおいしかった。
夕方になるほど込み合い、夕日の見えるほうに向かって人々が場所取りをしている。さんざん歩いて疲れたが、頑張ってホテルに戻る。
3日目
朝から歩いて西門紅楼棲―中山堂と向かうが、国慶節のため、あちこち道路が封鎖されている。ブラスバンドの団体が行列をしていたり、多くの人が見物に来ているのですごい人だかりで自由に動けない。
仕方なく二二八和平記念公園や総統府を遠くから外観のみ眺める。そのまま歩いて重熙門、剥皮寮歴史街区―龍山寺―東三水街市場―西三水街市場(ここで名物の福洲胡麻餅を食べる)。
MRTに乗り中山北路へ行き、アンバサダーホテルで恒例の家族宛ての絵はがきを出す。そこから雙連朝市でみかんを食べ、雙城街夜市のそばで海鮮鍋を食べる。固形燃料である程度煮た鍋を熱しながら食べるのだが、ボリュームもたっぷりで暑い。
そのまま歩いて花博(Expo)公園、台北孔廟、保安宮を観光しMRTで士林まで行き、バスで国立故宮博物館へ。この日は国慶節のため無料で故宮博物館を開放してくれていた。結構広く見て回るだけで大変だった。まずは有名な翠玉白菜だけはチェック。最近見ていた中国ドラマに出てくる清の第6代皇帝 乾隆帝の書などもあり興味を引いた。
士林夜市を散策し、MRTでホテルに戻るが、かなり歩いたため足がつりそうだ。
4日目
台北駅まで歩き台鉄で瑞芳まで行き、バスに乗り換え金瓜石(きんかせき)へ。鉄道の本数があまりなく1時間ほど待つことになった。瑞芳の駅でおばさんに声をかけられ、行き先を聞かれる。バス乗り場を教えてくれたうえ、駅でトイレに行ったりとうろうろしているとバス停まで案内してくれた。
金瓜石は金の採掘場跡で日本人が経営していた時期もあり、山の上には神社跡まで残っている。実際に金塊を触れる場所もあり結構見どころあり。
日本式木造建築を模した「鉱夫食堂」で、厚くて大きな排骨(パイコー)のフライ、それに煮込みタマゴ半分、たくあん、高菜漬け、スモーク豆腐など何種類かのおかずが入った「鉱夫弁当」を食べる。普通の家庭料理だがとてもおいしかった。そのうえアルミの弁当箱、箸、弁当を包んでいたハンカチをお土産で持って帰れた。
バスで九份へ行き、散策。いろいろおいしそうなものをガイドブックを見ながら食べようと思い店に入るが、ことごとく店を間違った。しかし、どこで食べたものもおいしかった。
帰りにバスを待つが、いつまでたってもこない。金瓜石まで戻ろうとしたが、タクシーの運ちゃんにしつこく声をかけられ、600元を200元にしてもらいタクシーに乗ることにした。台湾の人はとても親切だ。あまりボラれるということはなさそうだ。
台北に戻り鼎泰豊(本店)で小龍包を食べる。少々高いが食べ方も教えてくれて、とてもおいしかった。そのあと度小月の擔仔麺(もちっとした細麺、エビの頭でダシをとったスープに肉燥(豚そぼろ)とエビが載っている麺)とはしごして食べ歩く。
お腹を満たした後は松山の服街へ行く。問屋街らしく安くで購入することができたが、縫製は悪かった。失敗!
5日目
MRTで新店まで行き、バスに乗り換えタイヤル族の町烏來(タイヤル語で温泉の意)へ。バス乗り場が分からず、聞いたバスの運ちゃんがとても親切に教えてくれ、すぐにバスに乗ることができた。
トロッコと温泉目当てで行ったのだが、トロッコは残念ながら台風で壊れたため運休とのこと。仕方なく白糸の滝までタクシーで行くことにする。白糸の滝の上にある雲仙楽園にロープウェイに乗り行ってみるが、人がほとんどいない。急ぎ足でぐるっと見てくるが山の中の涼しい場所になにやらテーマごとに作り物がある。人気もなくさびしいのですぐに戻ってくる。
白糸の滝の前の土産物屋の女主人は先住民族の交流で日本に行きアイヌ民族とも会ったことがあり、片言の日本語を話していた。
どうも私がタイヤル族の酋長の息子に似ているとのこと。しばらく話した後、少し安くしてもらいとんぼ玉のストラップを購入。そして、店のおばちゃんのはからいで、今年度のミス烏來と滝の前で記念写真を撮る。
再び歩いて温泉街に戻り、現地の人たちが入っている川床にある温泉に水着に着替えて入る。なかなかいい湯だ。景色も素晴らしくゆっくりくつろぐ。
バスで台北市内に戻り、永康街の高記で昼食に小龍包を食べ散策。小龍包は鼎泰豊の方がおいしかった。
ホテルに戻った後、華西街観光夜市の排骨大王で夕食を食べ、ぶらついた後、台北駅にお土産を買いに行く。
6日目
台北駅でMRTの遊々カードを返却し、デポジットを含め89元が戻ってくる。空港行きのバスで桃園空港へ。きれいな100元札と500元札を記念に残し、残りを土産で使い切る。
13:25発の大韓航空で仁川へ。16:50に到着し、18:35の大韓航空で千歳へ。空港に家族が迎えに来てくれていた。
デルタ航空のマイルを使い、実質ホテル代と滞在費だけで結構台湾を楽しむことができた。この旅行で韓国製が台湾ではとても評判が良いのがわかった。
世界で通用する日本人になるためには、世界観を養うことが必要だ。やはり若いうちに外を見ることが大事だと痛感。
また、台湾は交通費、食費、観光料などとても安い。どうして日本はこんなに高くなるのか?台湾の人は少々無愛想だが、かなり親切である。ボラれる心配がないアジアは珍しい。
* SDカードがクラッシュし、写真がほとんど消滅してしまった。残念。辛うじて残された3枚のみ添付。